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ライムランドが「特恵性買い戻し」、買い戻し中止事前に民主党議員に2億ウォン返金

ライムランドが「特恵性買い戻し」、買い戻し中止事前に民主党議員に2億ウォン返金

Posted August. 25, 2023 08:30,   

Updated August. 25, 2023 08:30

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2019年、1兆6000億ウォン台の買い戻し中断事態を起こしたライム資産運用が買い戻し中止直前に最大野党「共に民主党」の金相姫(キム・サンヒ)議員に2億ウォンのファンド投資金を返金したことが明らかになった。一般投資者の資金が入った他のファンドから数百億ウォンを集めて金議員など一部投資者の損失を先に補填する「特恵性買い戻し」が行われていたのだ。

金融監督院は24日、このような内容を盛り込んだライムとオプティマス資産運用、ディスカバリーファンドに対するさらなる検査結果を発表した。文在寅(ムン・ジェイン)政権下で行われたこれら3つの運用会社に対する検査が不十分だったという指摘を受け、李卜鉉(イ・ボクヒョン)金融監督院長は今年1月「主要投資家被害運用会社検査タスクフォース(TF)」を構成し追加検査を進めてきた。

金融監督院はライムが金議員の他にも、ある上場企業とA中央会にそれぞれ50億ウォンと200億ウォンの投資金を同じ手法で返金した事実も確認した。ライムファンド資金が投入された5社では、計2000億ウォン規模の横領容疑も新たに明らかになった。

金融監督院は、韓国電波通信振興院基金運用本部長だったB氏が会社資金1060億ウォンを2017~2018年にオプティマスに投資する前にオプティマスから1000万ウォンを受け取った情況も突き止めた。B氏の子供もオプティマス関連会社から給与名目で金銭を受け取った事実も発見した。金監院は今年5月からこのような容疑を検察に通報した。


ファン・ソンホ記者 カン・ウソク記者 hsh0330@donga.com · wskang@donga.com