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「結婚より非婚」、若者の36%だけが「結婚に前向き」

「結婚より非婚」、若者の36%だけが「結婚に前向き」

Posted August. 29, 2023 08:46,   

Updated August. 29, 2023 08:46

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若者たちは、結婚しない主な理由として「結婚資金の不足」(33.7%)を最も多く挙げた。続いて「結婚の必要性を感じない」(17.3%)、「出産と子育ての負担」(11.0%)などの順だった。性別で見ると、男性は「結婚資金足」を挙げた割合(40.9%)がはるかに高かった。結婚の必要性を感じないケースは13.3%だった。一方、女性の場合、金銭的理由(26.4%)に劣らず結婚の「必要性を感じられず」(23.7%)結婚しないと答えたケースが多かった。

統計庁の関係者は、「女性の場合、結婚の必要性そのものを感じないなど、結婚に対してさらに否定的な姿勢を取っている。仕事と家庭の両立問題が影響を及ぼしたものと見ている」と話した。

結婚しても、「ディンク族」を夢見る若者たちもますます増えている。昨年基準で若者2人に1人以上(53.5%)が、結婚しても子供を持つ必要はないと答えた。この割合は、関連調査を始めた2018年(46.4%)以降、着実に伸びている。性別で見ると、男性の43.3%、女性の65.0%が子供を持つ必要がないと答えた。また、「子どもを養子縁組する意思がある」と答えた若者の割合も、昨年は31.5%で、10年前(52.0%)より減少した。養子縁組したくない理由は、「養子縁組の必要性を感じないので」と答えたケースが最も多かった。

ただ、家族に対する若者たちの認識自体が否定的に変わったわけではなかった。昨年、両親や兄弟姉妹、子供など全般的な家族関係に満足していると答えた割合は73.5%だった。10年前(64.8%)より増えた数値だ。若者たちが家族を形成すること自体を敬遠するというより、社会・経済的な理由で結婚と出産を忌避する傾向が強いという分析だ。

非婚同居と非婚出産に対する認識も、前向きに変わっていた。昨年、若者10人に8人(80.9%)が非婚同居に同意すると答え、10年前(61.8%)より増えた。また、10人に4人(39.6%)は、結婚しなくても子供ができると考えていた。これも10年前(29.8%)より増えた。


世宗市=ソン・ヘミ記者 1am@donga.com