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アジア出身DF初!キム・ミンジェがバロンドール最終候補30人に選出

アジア出身DF初!キム・ミンジェがバロンドール最終候補30人に選出

Posted September. 08, 2023 08:32,   

Updated September. 08, 2023 08:32

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キム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)がアジア出身DFとしては初めてバロンドール最終候補30人に名を連ねた。フランス語で「黄金の球」という意味のバロンドール(Ballond'or)は年間最優秀選手に贈られるサッカーでは世界最高権威の賞だ。

バロンドール授賞式を主管するフランスのサッカー専門メディア「フランス・フットボール」が今年の最終候補30人を7日に発表したが、アジア人選手ではキム・ミンジェが唯一含まれた。DFはキム・ミンジェを含めてルベン・ディアス、ヨシュコ・グバルディオル(以上マンチェスター・シティ)の3人だけだ。

フランス・フットボールは、「イタリアのセリエAでキム・ミンジェほど多くのパスを成功させた選手はいない。キム・ミンジェはグラウンドと浮き球の取り合いで存在感を示した」と候補に選んだ理由を説明した。昨季セリエAでナポリが33年ぶりにリーグ優勝を果たすのに決定的な貢献をしたキム・ミンジェは、今季開幕を控えた7月、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに移籍した。

韓国選手がバロンドール最終候補に選出されたのはキム・ミンジェが4人目。2002年アンデルレヒト所属だった薛琦鉉(ソル・ギヒョン)が初めて候補に入り、2005年にはマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた朴智星(パク・チソン)が選ばれた。孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)も2019年と2022年に2度候補に入ったが、今年は選ばれなかった。孫興民はイングランド・プレミアリーグ得点王に輝いた昨年のバロンドール賞投票で30人の中で11位になったが、これはアジア選手の歴代最高位だった。バロンドール受賞者は世界のサッカージャーナリスト100人の投票で決まる。

バロンドールの歴代最多受賞(7回)のリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と昨年受賞者のカリム・ベンゼマ(アル・イティハド)、キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)、アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)、ロベルト・レヴァンドフスキ(FCバルセロナ)ら名だたるスタープレイヤーが最終候補30人に入った。歴代2番目に多い5回受賞クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)の名前はなかった。

バロンドールの受賞者は10月30日に発表される。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com