新型コロナの拡散時期に生まれたソウルの乳幼児10人中4人が、発達障害の「注意」か「危険」群だという調査結果が発表された。新型コロナ禍の中、マスクの着用とスマート機器使用が増えたためと分析される。
18日、ソウル市によると、「ソウル子供発達支援センター」は、今年6月8日に開所して以来、100日間、18~30ヵ月の乳幼児1471人を対象に発達検査を行った。結果分析が終わった828人のうち、観察が必要な注意群は245人(30%)、支援が必要な危険群は67人(8%)であることが分かった。516人(62%)は正常群に分類された。
ソウル市が運営するソウル子供発達支援センターは、乳幼児の無料発達検査から相談および治療までをワンストップで支援する施設だ。検査で危険群として出た場合、センターで無料の深層検査を受けることができる。注意群の場合、子供と養育者の愛着および相互作用を促進するために、毎週土曜日に運動および遊びプログラムを運営する。また、6ヵ月後に発達検査を再び行い、状態を追跡観察する。
オンラインでの発達検査は、ソウル市保育ポータルホームページ(iseoul.seoul.go.kr)で受けることができる。ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「開所から100日間に1500人近い人々がセンターを訪れたのは、新型コロナによる発達遅れの懸念が大きいためだ」とし、「両親の心配を減らせるよう、適合型支援サービスを強化する」と述べた。
イ・ソジョン記者 sojee@donga.com