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太極旗を振りながら観客と合唱、歓声あふれたポスト・マーロンの韓国公演

太極旗を振りながら観客と合唱、歓声あふれたポスト・マーロンの韓国公演

Posted September. 25, 2023 08:53,   

Updated September. 25, 2023 08:53

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「美しい国に私を招待してくれて本当にありがとう」

京畿道高陽市一山西区(キョンギド・コヤンシ・イルサンソグ)のキンテックスで23日、初の来韓コンサートを開いたポップスターのポスト・マローン(28、本名オースティン・リチャード・ポスト)は、3万人余りの観客に向けて叫んだ。ワールドツアーの一環として開催された今回のコンサートで、しきりに指ハートを飛ばして感謝の意を表した。

マローンは同日、「Better Now」(2018年)、「Wow.」(2019年)を皮切りに計23曲を歌った。ガールズグループ「BLACKPINK」のTシャツを着て、片手にはビールが入ったカップを手に持って登場したマローンは、最初の曲から熱い合唱を引き出した。今年7月に発表したミューアルバムの収録曲「Mourning」の舞台では滑稽なダンスを、50週間ビルボードメインシングルチャート「ホット100」に上がった「Congratulations」(2016年)では絶叫するように歌い、客席を圧倒した。

強烈な楽曲と違って、歌を終える度に下手な韓国語で「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と丁寧に挨拶し、客席からは笑いが沸き起こった。若いファンとのコラボ舞台も披露した。マローンが、「韓国に到着して空港で出くわしたファンだ」と紹介した女性は、マローンの曲「stay」のギター演奏をした。カッ(朝鮮冠)をかぶったまま舞台を走り回っていたマローンは、その伴奏に合わせて歌を歌った。

韓国系女性と婚約し、最近娘を産んだマローンは、韓国国内のファンから「ボソバン(婿)」と呼ばれている。マローンは同日、「Too Young」(2016年)を歌いながら「最近、僕のすべての瞬間は、自分の子供のために生きている」と告白した。アンコール曲「Sunflower」(2018年)を熱唱する時は、太極旗(テグッキ=韓国国旗)を振りながら熱い反応を引き出した。


高陽=キム・テオン記者 beborn@donga.com