Go to contents

スレッズの米国利用者数が年末までにXの半分以下に、市場調査機関が予測

スレッズの米国利用者数が年末までにXの半分以下に、市場調査機関が予測

Posted September. 28, 2023 09:26,   

Updated September. 28, 2023 09:26

한국어

X(旧ツイッター)の対抗馬としてメタがサービスを開始したSNS「スレッズ」の米国利用者数がXの半分にも及ばないだろうと、市場調査会社のインサイダー・インテリジェンスが26日(現地時間)明らかにした。

インサイダー・インテリジェンスが同日発表した報告書によると、スレッズ利用者数は今年末までに2370万人と予測され、Xの5610万人を大きく下回る見込みだという。利用者数を最も多いSNSは1億7790万人のフェイスブックで、インスタグラムとTikTokがそれぞれ1億3520万人と1億230万人だった。

Xと類似した短文投稿型のSNSスレッズは、今年7月にサービス開始5日で登録者が1億人を超えたが、機能不足などを理由にユーザー離れが進み、サービス開始1ヵ月で80%近く減少した。

インサイダー・インテリジェンスの主席アナリスト、ジャスミン・エンバーグ氏は「(イーロン・マスクが買収して名前を変えた)Xの空振りで初期のスレッズ登録者数が増加したが、Xを脱退したユーザーにいつまでも頼ることはできない」とし、「(スレッズが)インスタグラム拡張やX対抗馬以上のアイデンティティを確立しなければならない」と分析した。最近、スレッズはデスクトップバージョン、キーワード検索などの機能を追加した。ただ、エンバーグ氏は、Xが月額課金を実施すれば、利用者と広告主の関心がスレッズに再び集まるだろうと予想した。これに先立ってマスク氏は今月18日、「巨大なボット(自動情報検索プログラム)集団に対抗するため、月額使用料を少額課金する方向で動いている」と話した。


キム・ボラ記者 purple@donga.com