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ソウル聖水洞の「三票レミコン」敷地、本格開発までの2年間「文化空間」として一般開放へ

ソウル聖水洞の「三票レミコン」敷地、本格開発までの2年間「文化空間」として一般開放へ

Posted October. 04, 2023 08:34,   

Updated October. 04, 2023 08:34

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ソウル市は3日、城東区聖水洞(ソンドング・ソンスドン)にある三票(サムピョ)レミコンの敷地を文化レジャー空間として整備し、市民に5日から開放すると発表した。

該当敷地は、1977年から三票レミコンの工場として使われ、昨年8月の工場撤去以降、フェンスが設置され接近が制限されている。ソウル市と城東区は、この敷地をグローバル業務地区として活用する案を推進している。

ソウル市は、本格的な開発が始まる前まで、2年ほどここを市民のための文化・レジャー空間として活用することにし、今年5月に城東区および三票産業と業務協約(MOU)を交わした。これに伴い、敷地には公演場(8500平方メートル)、芝生広場(4880平方メートル)、駐車場(1万380平方メートル)などが造成される。

公演場は、必要であれば、施設を設置し、屋内外の公演会場として多様に活用できるようにした。駐車場は、ソウルの森の利用客を含め、市民が自由に利用できる共用駐車場として活用される。文化公演空間の使用許可と駐車場運営などは、城東区が担当する。

ソウル市は5日午後1時半、市民開放行事を行う。その後も、開場記念コンサートなどが続く。6日は、SMのボーイズグループ「NCT127」の公演が予定されている。7日と8日は、「ピーチスワンユニバーサルフェスティバル2023」の行事が開かれる。

ソウル市のホン・ソンギ未来空間企画官は、「今回の臨時開放で、三票敷地が市民の暮らしを一層向上させることができる空間として活用されることを期待する」と話した。

ソウル市は、2年間の臨時開放が終われば、グローバル業務地区として開発するため、現在国際設計公募を進めている。公募が終わり次第、優先交渉対象者を選定し、交渉に着手する。ソウル市の関係者は、「三票敷地をソウルの産業文化交通と機能的・物理的に連結する都市空間として造成する計画だ」と説明した。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com