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ソウル昌徳宮から華城の思悼世子の墓まで、正祖大王の陵行幸を再現

ソウル昌徳宮から華城の思悼世子の墓まで、正祖大王の陵行幸を再現

Posted October. 05, 2023 09:05,   

Updated October. 05, 2023 09:05

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ソウル市と京畿道(キョンギド)などは、8日と9日、昌徳宮(チャンドクグン)から水原華城(スウォン・ファソン)を経て隆陵(ユンルン)まで、正祖(チョンジョ)の1795年の乙卯年の遠行を再現する歴史文化祭「2023年の正祖大王の陵行幸の共同再現」を開催すると、4日明らかにした。

同行事は、地方自治体の連合祭で、1996年、京畿道水原市が陵行幸の一部の区間(8キロ)を再現したことで始まった。2016年にソウル市が参加して、昌徳宮~水原華城までの行列を再現し始め、2017年からは京畿道華城市の参加で、昌徳宮から隆陵までの全区間を再現できるようになった。

遠行とは、朝鮮時代の王が両親の墓参りをすることを意味する。隆陵は、かつて顯隆園(ヒョンリュンウォン)と呼ばれた思悼(サド)世子の墓だ。

今年の行事は、昌徳宮から隆陵までの計59.2キロ区間のうち43.3キロを再現する。ソウル市は、鍾路区(チョンノグ)昌徳宮から衿川区始興(クムチョング・シフン)5洞住民センターまでの区間を担当する。水原市と華城市は、京畿道安養市(アンヤンシ)から華城市隆陵(ファソンシ・ユンルン)までを再現する。

ソウル区間では、龍山区(ヨンサング)ノドゥル島で、無形文化財保有者などと共にする「2023ソウル無形文化祭り」が行われる。光化門(クァンファムン)広場など主要拠点別に多様な体験プログラムも用意した。

行事のため、7~9日、ソウル水原・華城・安養市内の一部区間の交通が統制される。ソウル区間の場合、8日午前3時~11時半に栗谷(ユルゴク)路・敦化門(トンファムン)路・鍾路の一部通行が制限される。午後4時半~6時は、衿川区役所前の交差点~衿川区役所入口交差点などが統制される。詳しい交通情報は、ソウル地方警察庁、ソウル市交通情報センター、水原市、水原文化財団、華城市文化財団、2023正祖親孝行文化祭のホームページなどで確認できる。

ソウル市は、「今年の正祖大王の陵行幸は、行列再現の他、拠点別に多彩な楽しみどころを用意した」とし、「ハングルの日まで連休が続く中、多くの市民が正祖の親孝行・愛民・疎通の政治を称え、日常の活力を取り戻すことを期待する」と話した。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com