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与党代表「大統領とホットラインのある与党区長こそ地域発展」 vs 李在明代表「あと3票足りない」病床から投票訴える59秒映像

与党代表「大統領とホットラインのある与党区長こそ地域発展」 vs 李在明代表「あと3票足りない」病床から投票訴える59秒映像

Posted October. 06, 2023 08:48,   

Updated October. 06, 2023 08:48

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6、7日に行われるソウル江西(カンソ)区長補欠選挙の期日前投票前日の5日、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」の指導部はそれぞれ「地域発展」と「政権審判」を掲げ、支持層結集に総力を注いだ。来年の総選挙を控え、首都圏の票心を推し量る「ミニ総選挙」性格の補欠選挙の結果が与野党指導部のリーダーシップにも影響を与えるものと予想される。本投票は11日に行われる。

「国民の力」の金起炫(キム・ギヒョン)代表は同日午前、党会議で、「補欠選挙は区民が望む地域発展事業と困難を解決する人を選ぶ選挙」と強調した。金氏は、「劣悪な住居環境を立派な住居地に変え、高度制限の緩和を早期に解決するには、大統領、国土交通部長官、ソウル市長とホットラインを持つ与党区長が必要だ」と述べた。金氏と尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表、朴大出(パク・デチュル)政策委議長、李喆圭(イ・チョルギュ)事務総長ら党指導部は、所属議員らと共に同日午後、禾谷(ファゴク)駅で遊説を行った。

病院に入院中の「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は同日、フェイスブックに投票を促す動画を投稿した。李氏は59秒の映像で、「今回の補欠選挙は、政権の暴政を止め、江西区の新しい未来を開く出発点になるだろう」とし、「3票足りない。国民が勝利し、歴史が進歩する偉大な行進に参加してほしい」と呼びかけた。同党指導部も一斉に投票を促すメッセージを出し、選挙支援に集中した。

与野党指導部が総力戦に出たのは、補欠選挙の敗北が指導部のリーダーシップに致命傷を与える可能性があると懸念するためだ。「国民の力」関係者は、「全国226の基礎自治体のうち1ヵ所の結果に指導部の去就がかかっているわけではない」としながらも、「重要な選挙なので、党内では『首都圏危機論』を前面に出して指導部を揺さぶろうとするだろう。指導部も総選挙戦略を新たに立てなければならない」と話した。

「共に民主党」指導部は、伝統的な民主党の票田で行われる選挙なので自信を見せながらも、敗北した場合、李氏に対する逮捕同意案可決後、潜在化している党内の派閥対立が再燃する危険性があると見ている。洪翼杓(ホン・イクピョ)代表は同日、SBSラジオ番組で、「敗北する場合、これまでの党運営基調を抜本的に変える何らかの信号弾になるかもしれない」と話した。

 


クォン・グヨン記者 アン・ギュヨン記者 9dragon@donga.com