Go to contents

金孝周が「ワイヤー・トゥ・ワイヤー」で今季初勝利、LPGA通算6勝目でベアトロフィーにも現実味

金孝周が「ワイヤー・トゥ・ワイヤー」で今季初勝利、LPGA通算6勝目でベアトロフィーにも現実味

Posted October. 10, 2023 08:14,   

Updated October. 10, 2023 08:14

한국어

金孝周(キム・ヒョジュ=28)が米女子ツアー(LPGA)でシーズン初勝利を「ワイヤーツーワイヤー」で優勝を飾り、通算6勝目を記録した。

金孝周は9日、米国テキサス州ザ・コロニーのオールドアメリカンGC(パー71)で行われた米女子ツアー(LPGA)のアセンデントLPGA最終日の第4ラウンドを4バーディー、2ボギーで回り2アンダー69をマークした。通算13アンダー271を記録した金孝周は、2位グループのビアンカ・パグダンガナン(フィリピン)とアタヤ・ティティクル(タイ)を4打差で引き離して頂点に立った。昨年4月のロッテ選手権以来、1年6ヵ月ぶりに味わった優勝だ。優勝賞金27万ドル(約3億6000万ウォン)を獲得した金孝周は、LPGAツアーデビュー後初めてシーズン獲得賞金200万ドル(201万4978ドル=約27億ウォン、6位)を突破した。

金孝周はロッテ選手権優勝後、昨年は3位だけ3回記録した。今年出場した大会でも半分の8大会でトップ10入りし、2位2回、3位1回でショットの好調さが目立ったが、優勝カップにはっ届かなかった。しかし、同日、デビュー以来初のワイヤー・トゥ・ワイヤーでの優勝で長い渇きを解消した。金孝周は、「今年の成績は悪くないが優勝できず、一人で悩みが多かった。今年が終わる前に必ず優勝したかったが、その目標を達成できて幸せだ」として「4日間良いスコアを維持したことも良かったが、ワイヤー・トゥ・ワイヤーより『優勝』で終えたことが本当に重要だ」と話した。

金孝周はまた、この日の優勝でLPGAツアーの年間最少平均ストローク賞の「ベアトロフィー」の受賞にも一歩近づいた。金孝周の現在の平均スコアは69.67で、ティティクル(70.02)を抜いて1位を走っている。金孝周は、「今年の目標が優勝とベアトロフィーだった」と言い、「優勝をしたので、今はベアトロフィーをもらいたい」と意欲を語った。ベアトロフィーは最多勝や賞金王よりも本物の実力を評価する物差しと受け止められている。

金孝周は19日から京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)にあるソウォン・ヒルズGCで開かれるLPGAツアー・BMW女子選手権に出場するため、近いうちに帰国する予定だ。同日、金孝周の優勝で、韓国勢はLPGAツアー2週連続優勝とシーズン4勝目を達成した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com