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IMF、来年の韓国成長率を2.4→2.2%に下方修正

IMF、来年の韓国成長率を2.4→2.2%に下方修正

Posted October. 11, 2023 10:10,   

Updated October. 11, 2023 10:10

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国際通貨基金(IMF)が今年の韓国の経済成長率予測を従来と同じ1.4%に維持したが、来年の予測は2.2%と0.2ポイント下げた。中国経済の成長鈍化と米国の単独成長の中で金利高やウォン安ドル高、原油高の3高の波が来年も続くことを示唆したのだ。

IMFは10日(現地時間)、世界経済展望報告書を発表し、来年の韓国経済は2.2%成長すると予測した。今年7月に発表した2.4%から下方修正した。今年の成長率予測は、昨年1月以降5回連続で下がった7月の1.4%を維持したが、米国(2.1%)と日本(2.0%)などとの格差は大きくなった。

韓国経済は強力な消費を土台に上昇傾向にある米国や日本とは異なり「中国リスク」が悪影響を及ぼした。これに先立って7月、IMFは「韓国経済は中国のリオープニング(経済活動再開)効果が本格化し輸出が増加すれば下半期から成長傾向が改善される可能性がある」との見方を示した。しかしIMFは10月の報告書で、不動産発の景気低迷が深刻化しているとし、中国の成長率予測を今年5.0%、来年4.2%と、7月よりそれぞれ0.2ポイント、0.3ポイント下げた。来年の世界成長率予測も2.9%へと0.1ポイント下方修正した。


ニューヨーク=キム・ヒョンス特派員 특파원kimhs@donga.com