Go to contents

40代女性拉致殺害のイ・ギョンウ被告ら4人に死刑求刑

40代女性拉致殺害のイ・ギョンウ被告ら4人に死刑求刑

Posted October. 17, 2023 08:28,   

Updated October. 17, 2023 08:28

한국어

検察は、ソウル江南(カンナム)での40代の女性の拉致・殺人の罪で起訴された主犯のイ・ギョンウ(36)被告と共犯のファン・デハン被告(36)、犯行資金を提供したユ・サンウォン(51)被告、ファン・ウンヒ(49)被告に対し、それぞれ死刑を求刑した。また、ファン被告とともに犯行に及んだヨン・ジホ(30)被告には、無期懲役が求刑された。

16日、ソウル中央地裁刑事合議29部(金承貞部長判事)の審理で開かれた「江南拉致殺害事件」の犯行グループの結審公判で、検察は、「強盗殺人罪の法定刑は死刑または無期懲役だ。本事件の犯行の経緯と手口、残忍性などは、すでに数回法廷で明らかになった経緯がある」として、このように求刑した。

イ被告とファン被告、ヨン被告は3月29日、ソウル江南区駅三洞(ヨクサムドン)で被害者A氏を車で拉致し、その翌日午前に殺害し、大田(テジョン)市の大清(テチョン)ダム近くの野山に遺棄した罪で、今年5月に拘束起訴された。ユ被告とファン・ウンヒ被告は、仮想通貨への投資の失敗でA氏と対立していたところ、A氏を拉致して仮想通貨を奪って殺害しようというイ被告からの提案を受け、犯行資金を提供したことが分かった。

検察は、イ被告の妻のホ某被告に対しても懲役5年を、ファン・デハン被告の知人のイ某被告に対しては懲役7年を求刑した。ホ被告は、自分が看護助手として働いていた病院で、殺人に使われた向精神薬を持ち出し、犯行グループに提供したことが分かった。イ被告は、被害者の動線を把握するなど犯行を助けた罪が持たれている。


パク・ジョンミン記者 blick@donga.com