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黄大憲と中国代表の林孝俊、ショートトラックW杯第1戦で対決

黄大憲と中国代表の林孝俊、ショートトラックW杯第1戦で対決

Posted October. 21, 2023 08:46,   

Updated October. 21, 2023 08:46

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「ファンタスティック」黄大憲(ファン・デホン=24、江原道庁)と「第2の安賢洙(アン・ヒョンス、ロシア名ヴィクトル・アン)」と称される林孝俊(韓国名イム・ヒョジュン、中国名リン・シャオジュン=27)がいよいよ対決を繰り広げる。二人はカナダのモントリオールで21日に始まる2023~2024国際スケート連盟(ISU)スピードスケート・ショートトラック・ワールドカップ(W杯)第1戦にそれぞれ韓国と中国の代表として出場する。黄大憲と林孝俊が国際大会に一緒に参加するのは、並んで太極マークをつけていた2019年世界選手権以来4年ぶりのこと。

2018年平昌五輪当時、黄大憲と林孝俊は韓国男子ショートトラックの「ツートップ」と呼ばれた。ところが2019年、黄大憲が「鎮川(チンチョン)選手村でのトレーニング中、林孝俊にセクハラを受けた」と警察に通報し、二人の関係は破局に突き進んだ。林孝俊は2020年5月7日、1審で有罪判決を受け、同年6月3日、中国に帰化した。その後、翌年5月27日、最高裁は林孝俊の無罪を確定した。

林孝俊は帰化後3年が経過してから新しい国籍で五輪に出場できるという国際オリンピック委員会(IOC)の規定により、2022年北京五輪には出場できなかった。黄大憲は同大会男子1500メートル金メダルを獲得した。

林孝俊が中国代表として国際大会に出場したのは昨シーズンから。ただ、昨シーズンは黄大憲が太極マークをつけることができず、二人がW杯など国際大会で会うことがなかった。黄大憲は昨年、1回目の代表選考会を途中棄権した。代表選考会を1ヵ月後に控えて、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたため、練習がまともにできなかったという理由だった。

今季は「氷姫」崔珉禎(チェ・ミンジョン=25・城南市庁)が韓国女子代表チームから外された。崔珉禎は「2023-2024シーズンは再跳躍の機会にしたい」とし、今年の代表選考会に参加しなかった。


黃奎引 kini@donga.com