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孫興民が今季7点目と初アシスト、トッテナム再びリーグ首位浮上

孫興民が今季7点目と初アシスト、トッテナム再びリーグ首位浮上

Posted October. 25, 2023 09:26,   

Updated October. 25, 2023 09:27

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孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)が攻撃ポイント2つでチームの開幕無敗行進をけん引した。

孫興民は24日、フラムとのイングランド・プレミアリーグ(EPL)のホームゲームに先発出場し、1ゴール1アシストを記録する活躍で、チームの2-0勝利をけん引した。今季リーグ戦7点目を決めた孫興民は、モハメド・サラー(リバプール)と得点2位タイになった。得点1位のアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ、9得点)とは2ゴール差だ。孫興民はサラーと共同得点王になった2021~2022シーズンに23ゴールを決めたが、当時より得点ペースが2倍近く速い。孫興民はアジア選手としては初めてEPL得点王に輝いた2021~2022シーズンに第9節まで4ゴールを決めた。

フラム戦に最前線FWとして出場した孫興民は前半36分、ペナルティーエリア中央からの右足のカーブシュートで先制ゴールを決めた。後半9分には2-0とするジェイムズ・マディソンの追加ゴールにアシストした。孫興民の今季初のアシストだった。孫興民のアシストを受けてシーズン3点目を記録したマディソンは、「パスが本当に良かった。孫興民はワールドクラスだ」と話した。孫興民とマディソンは後半37分、一緒に交代でベンチに下がった。

孫興民はこの試合で最優秀選手に当たる「マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)」に選ばれた。第4節と第7節に続き今季3度目のMOM受賞だ。サッカー統計専門メディアの「Sofascore」と「フースコアド・ドットコム」は、孫興民に8.9点を与えた。両チームで最も高い採点だった。試合後、孫興民は「チーム全体が良い方向に進んでいる。しかし、完璧ではない。うぬぼれてはいけない」とし、「まだ残っている試合が多いので、次の試合を準備しなければならない」と話した。EPLは1シーズンに38試合を行う。

3連勝をマークしたトッテナムは今季開幕9試合連続の無敗行進を続けた。7勝2分け(勝ち点23)となったトッテナムは、前季王者マンチェスター・シティ(7勝2敗、勝ち点21)を抜いて再び首位に躍り出た。BBCは、「開幕戦から9試合を行う間、勝ち点23以上を記録したチームはEPL歴史で計8回あったが、そのうち4チームがリーグ優勝を果たした」と報じた。トッテナムがイングランドプロサッカー1部リーグで優勝したのは、EPL発足(1992年)前の1961年が最後だ。EPL創設以来、トッテナムの最高成績は2016~2017シーズンの2位だ。

トッテナムを采配するアンジェ・ポステコグルー監督は同日の勝利で、EPL歴史に新しい記録を残した。EPLデビューシーズンに開幕9試合で最多勝ち点を記録した指揮官に名を連ねた。従来の記録は、2008~2009シーズンにチェルシーの監督だったフース・ヒディンクと1992~1993シーズンにのリッジ・シティFC(現在2部リーグ)の監督だったマイク・ウォーカー氏の22点だ。ポステコグルー監督は、「チームが3連勝とともにリーグ首位に立ったが、後半戦は本当にがっかりした。これまで我々が見せてきた試合の中で最悪の45分だろう」と不満を示した。


金培中 wanted@donga.com