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「焼酎」値上げへ、チャミスルが飲食店で6000~7000ウォンか

「焼酎」値上げへ、チャミスルが飲食店で6000~7000ウォンか

Posted November. 01, 2023 08:56,   

Updated November. 01, 2023 08:56

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ビールに続き、「庶民の酒」の焼酎の価格も上がる。飲食店で現在1本当り5000~6000ウォンで販売されている焼酎の価格が、さらに500~1000ウォン上がり、6000ウォン台の焼酎が一般化されるものとみられる。

韓国国内焼酎業界シェア1位のハイト真露(チンロ)は31日、9日から代表製品であるチャミスルフレッシュとチャミスルオリジナルの出庫価格を6.95%引き上げると発表した。引き上げの対象は、チャミスル360ミリリットル瓶と1.8リットル未満のペットボトルだ。

このため、チャミスル1本(360ミリリットル)の工場出庫価格は、1166ウォンから1247ウォンへと81ウォン値上がりする。ハイト真露の関係者は、「焼酎の主原料である酒精の価格が、1年前より10%上がっているうえ、同期間、瓶の価格も22%も上がるなどコストが高騰した」とし、「ただ、祭祀に主に使われる焼酒やプレミアム焼酎である一品真露は値上げしない」と話した。

これまで、焼酎の出庫価格が70~80ウォン上がれば、自営業者は人件費と食材価格の引き上げなどを反映して、1瓶当り500~1000ウォンずつを値上げすることが多かった。昨年、チャミスルフレッシュの出庫価格が7.9%上昇し、飲食店における焼酎価格も4000~5000ウォンから5000~6000ウォンに跳ね上がった。最近、飲食店でのビール価格も1本当たり7000~8000ウォンに上がっただけに、「焼酎+ビール」を注文すれば1万3000~1万4000ウォンがかかるものと見られる。

他の焼酎メーカーも、相次いで価格を引き上げるだろうという懸念が出ている。「チョウムチョロムセロ」と「セロ」などを販売するロッテ七星(チルソン)飲料の関係者は、「値上げを検討しているが、確定したことはない」という。同日、ハイト真露は、テラとケリーなどビール製品の出庫価格も平均6.8%引き上げた。

化粧品業界も、値上げの動きが広がっている。LG生活健康は、1日からスムとオフィ、ビリーフ、ザ・フェイスショップの一部品目の価格を平均4~5%引き上げる。スムの「シークレットエッセンスEX」(100ミリリットル)は、9万5000ウォンから10万ウォンへと5.3%値上がりする。ロレアルも、1日からランコムをはじめ、キエル、ビオテム、イヴ・サンローランなどの価格を平均5%引き上げる。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com