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与党前代表の李俊錫氏「誤った人に薬を飲ませる考えはやめよ」

与党前代表の李俊錫氏「誤った人に薬を飲ませる考えはやめよ」

Posted November. 07, 2023 08:31,   

Updated November. 07, 2023 08:31

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与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)前代表が、自分を訪ねてきた印曜翰(イン・ヨハン)革新委員長に向かって英語で話したことを受け、党内部と周辺から「人種差別」「ヘイトスピーチ」という論争が起きている。李氏は、「ニュアンスまで伝えたかった」と説明するが、「謝罪すべき」と指摘を受けている。李氏は同日も印氏に対して、「強引な縫合ショー」と批判を続けた。

李氏は6日、フェイスブックで、論議には言及せず、「患者に背を向け、誤った人に薬を飲ませる考えはやめよ」と印氏を批判した。

一方、与党非主流派の曺海珍(チョ・ヘジン)議員は同日、BBSラジオ番組で、「極端な思考や言動を続ければ、良い政治家に成長するのは難しい」と述べた。洪碩晙(ホン・ソクジュン)議員は、「李氏が印氏に英語で話したのは、韓国人として向き合わなかったこと」と述べた。チャン・イェチャン最高委員もチャンネルAの番組で、「(米国の政治家だったら)人種差別スキャンダルに広がり、政治生命が終わるだろう」と話した。党外からも「明らかな人種差別」との批判が起こっている。李氏の政治行動を問題視する指摘も続いた。新党「新しい選択」のクァク・デジュン報道官(ペンネーム・ボンダルホ)は前日、フェイスブックに、「李氏はしばしば『線』を越える」とし、「誰がそんな人と気軽に手を組もうとするだろうか」と述べた。米イェール大学精神保健学科のナ・ジョンホ助教授は前日、フェイスブックに、「政治家としての資格がなく、謝罪すべきことだ」と述べた。ただ、非主流派の河泰慶(ハ・テギョン)議員は、「人種差別論議は行き過ぎだ」とし、「印氏には韓国語が楽なのに、李氏が勘違いしたようだ」とし、「人種差別に追い込むのはやり過ぎだ」と述べた。

李氏は4日、釜山(プサン)のトークコンサート会場を訪れた印氏を彼の英語名である「ミスター・リントン(Mr.Linton)」と呼んだ後、英語で「本当の患者はソウルにいる」などと発言を続けた。印氏は同日、チャンネルAのユーチューブチャンネルで、「外国人として扱われ、残念だった」と話した。

李氏が、新党創党の準備過程で非明(李在明)系派と接触していると明らかにしたことについて、最大野党「共に民主党」の禹相虎(ウ・サンホ)議員は、ユーチューブチャンネル「金於俊(キム・オジュン)のニュース工場」に出演し、「ばかばかしい話」とし、「(非明系の)人々は『デタラメだ』と言っていた」と話した。


チョ・グォンヒョン記者 buzz@donga.com