黄善洪(ファン・ソンホン)監督率いるサッカー五輪代表チームが、来年のパリ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップで、日本やアラブ首長国連邦(UAE)、中国など厳しい相手と対戦することになった。
韓国は23日に開かれた2024年U-23アジアカップの組み合わせ抽選で、これらの国と同じB組に編成された。来年4月15日から5月3日までカタールで開かれる同大会は、16ヵ国が4組に分かれて1次リーグを行った後、各組上位2チームがトーナメントで優勝を争う。3位までオリンピック本大会に直行し、4位はアフリカチームと大陸間プレーオフをしなければならない。
1988年ソウル五輪から9回連続本大会に進出し、同部門の世界記録を持つ韓国としてはやや厳しい予選になりそうだ。日本は2016年優勝チームで、UAEは2014年と2016年、2020年にベスト8入りを果たした。中国は同大会で1次リーグを突破したことがない。
2020年王者の韓国としては、日本との早い対戦が負担になる。韓国は黄監督の指揮の下、昨年UU-23アジアカップ準々決勝で日本に0-3の完敗を喫した。先月終わった杭州アジア大会決勝では韓国が日本に2-1で勝ったが、日本は最近南米の強豪アルゼンチンを5-2で破るなど、堅調な戦力を見せている。歴代対戦成績は韓国が7勝4分け6敗で日本にわずかな優位を占めている。黄監督は「比較的難しい組に属しているので多少厳しいだろうけど、選手たちの能力を信じて必ず10大会連続で五輪進出を果たす」と話した。
シン・テヨン監督率いるインドネシアは開催国カタール、豪州、ヨルダンと共にA組に入った。
キム・ジョンフン記者 hun@donga.com