最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の最側近とされる金湧(キム・ヨン)被告(元民主研究院副院長・写真)が、大庄洞(テジャンドン)の民間業者から不法大統領選挙資金8億4700万ウォンを受け取った罪で懲役5年を言い渡され、法廷で身柄拘束された。特に、裁判所が大庄洞開発事業の過程で民間業者と許認可権者の癒着関係を相当部分認めており、主要証拠の一つである城南(ソンナム)都市開発公社のユ・ドンギュ元社長職務代理の供述と証言の相当部分に信憑性があると判断し、今後、争点が似ている大庄洞関連裁判の結果にも影響を及ぼすだろうという見方が強まっている。
ソウル中央地裁刑事合議23部(趙炳九部長判事)は29日、政治資金法違反などの容疑で起訴された金被告に対し、「この事件は、地方議会議員の金湧と開発事業を取り仕切る城南都市開発公社の実力者ユ・ドンギュが、民間業者の間で長期間にわたって許認可を媒介に金品授受を通じて密着し癒着した一連の腐敗犯罪だ」とし、このように判決した。裁判所は、金元副院長に対し、罰金7000万ウォンと6億7000万ウォンの追徴も命じた。
金被告は、前回の大統領選挙の党内候補選び選挙を前後した2021年4月から8月まで、ユ氏とチョン・ミンヨン弁護士を通じて4回にわたり、李代表の大統領選挙資金の名目で8億4700万ウォンを授受した罪で裁判に付された。
キム・ジヒョン記者 チャン・ハヤン記者 zion37@donga.com