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お笑い芸人のヤン・セヒョン「詩はストレス解消の手段、すべてがこじれた時に書きました」

お笑い芸人のヤン・セヒョン「詩はストレス解消の手段、すべてがこじれた時に書きました」

Posted December. 06, 2023 09:01,   

Updated December. 06, 2023 09:01

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「詩集に載せた作品は、そのほとんどが面白いというよりは悲しい物語です。すべてのことがこじれた時、期待が失望に変わった時に主に書きました」

コメディアンのヤン・セヒョン(38)は5日、ソウル中区(チュング)のフランシスコ教育会館で開かれた記者懇談会で、4日、詩集「星の道」(物語の達人)を出版したきっかけをこのように明らかにした。ヤン氏は、「私にとって、詩は面白い遊びであり感情を表しながらストレスを解消する手段だ」とし、「放送と違って、内面は弱くて感性的な面もある。素敵な40歳になりたくて詩集を出す決心をした」と話した。

2003年にお笑い芸人としてデビューしたヤン氏は、SBSの番組「ウッチャッサ(笑いを求める人々)」、tvNの「コメディビッグリーグ」などのギャグやバラエティー番組で彼ならではのふざけたキャラクターで20年間活動してきた。新刊には88本の詩を掲載されている。「ハゲのかつらをかぶって/ひげを描いて/目にクマができて//今日は大笑いを誘うだろうね」(「コメディアン」より)と公演終了後の虚しい心情を描き、「歩いていてそのまま歩いていて/会いたくて目を閉じました。/今日は昨日よりもっと嬉しいですね」(「お父さんが作ってくれるサムギョプサルキムチ炒めが食べたいです」より)と、2014年に癌で亡くなった父親に対する懐かしさを込めた。

ヤン氏は、「周りの人々に短い文を書いてプレゼントしたが、このような習慣が続き、詩集を出すことになった」とし、「羅泰柱(ナ・テジュ)詩人のように、一目で見てすぐ理解できる『楽な詩』を書きたい」と話した。詩集の印税全額は、危機に陥った青少年たちを助ける灯台奨学会に寄付する計画だという。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com