韓米、来年8月の合同軍事演習から北朝鮮の核攻撃に対応
Posted December. 18, 2023 08:43,
Updated December. 18, 2023 08:43
韓米、来年8月の合同軍事演習から北朝鮮の核攻撃に対応.
December. 18, 2023 08:43.
by ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 ユン・サンホ軍事専門記者 weappon@donga.com.
早ければ来年8月の韓米合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(UFS、自由の盾)」から、北朝鮮の核攻撃に対応するシナリオが反映される。危機時に両国首脳が24時間連絡できる専用「ホットライン」も構築される。北朝鮮の核攻撃に対応して米軍の戦略兵器を動員した核反撃など、両国の軍事力を組み合わせた「一体型拡大抑止」が可視化されることになる。韓米両国は15日(現地時間)、米ワシントンで第2回核協議グループ(NCG)会議を開き、このような指針に合意した。金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は、「核戦争の状況では、米国の核兵器と韓国の非核兵器、戦略兵器が組み合わされなければ、互いを保護して空・海・陸で軍事活動を行うことはできない。これを組み合わせるには実戦訓練が必要だ」と強調した。これまで両国の合同軍事演習には、北朝鮮の核投下時の対応シナリオがなかった。連合作戦計画に米国の核の傘が反映されていないためだ。これに対し、金氏は、「北朝鮮の核攻撃時、『米国が核報復をするから安心しろ』というのが(従来の)米国の核の傘だったのに対し、今は最初から韓米が共に考え、準備し、演習し、核対応を実行するということ」と違いを強調した。両国は来年半ばまでに、北朝鮮の核攻撃時の共同対応に関する総体的な指針と韓半島に特化した核戦略企画・運用ガイドラインも出す計画だ。核関連の機密情報の共有方式とセキュリティ体系の構築、核危機時の協議手続きと体系、北朝鮮核の危機管理とリスク低減計画などが盛り込まれる。金氏は、「両国首脳が随時連絡できる携帯機器も伝えられている」と明らかにした。軍関係者も「来年のUFS合同軍事演習は、北朝鮮の対南核投下など核攻撃状況を想定し、米国の核戦力で報復する段階まで適用されるだろう」と述べた。
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早ければ来年8月の韓米合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(UFS、自由の盾)」から、北朝鮮の核攻撃に対応するシナリオが反映される。危機時に両国首脳が24時間連絡できる専用「ホットライン」も構築される。北朝鮮の核攻撃に対応して米軍の戦略兵器を動員した核反撃など、両国の軍事力を組み合わせた「一体型拡大抑止」が可視化されることになる。
韓米両国は15日(現地時間)、米ワシントンで第2回核協議グループ(NCG)会議を開き、このような指針に合意した。金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は、「核戦争の状況では、米国の核兵器と韓国の非核兵器、戦略兵器が組み合わされなければ、互いを保護して空・海・陸で軍事活動を行うことはできない。これを組み合わせるには実戦訓練が必要だ」と強調した。
これまで両国の合同軍事演習には、北朝鮮の核投下時の対応シナリオがなかった。連合作戦計画に米国の核の傘が反映されていないためだ。これに対し、金氏は、「北朝鮮の核攻撃時、『米国が核報復をするから安心しろ』というのが(従来の)米国の核の傘だったのに対し、今は最初から韓米が共に考え、準備し、演習し、核対応を実行するということ」と違いを強調した。
両国は来年半ばまでに、北朝鮮の核攻撃時の共同対応に関する総体的な指針と韓半島に特化した核戦略企画・運用ガイドラインも出す計画だ。核関連の機密情報の共有方式とセキュリティ体系の構築、核危機時の協議手続きと体系、北朝鮮核の危機管理とリスク低減計画などが盛り込まれる。
金氏は、「両国首脳が随時連絡できる携帯機器も伝えられている」と明らかにした。軍関係者も「来年のUFS合同軍事演習は、北朝鮮の対南核投下など核攻撃状況を想定し、米国の核戦力で報復する段階まで適用されるだろう」と述べた。
ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 ユン・サンホ軍事専門記者 weappon@donga.com
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