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結婚5年以内の夫婦の28%が「子供のいない共働き」

結婚5年以内の夫婦の28%が「子供のいない共働き」

Posted December. 19, 2023 08:49,   

Updated December. 19, 2023 08:49

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結婚して5年にならない新婚夫婦10組のうち3組は共働きで子供がいない「ディンク族」であることが分かった。7年前の調査では3番目に過ぎなかったが、今や代表的な新婚夫婦の姿になったのだ。

18日、統計庁の「2022年新婚夫婦統計」によると、昨年11月を基準に婚姻届を出してから5年が経っていない初婚新婚夫婦の中で共働きをしながら子供のいない夫婦は23万4066組で全体の28.7%に達する。次いで共働きで子供を持つ夫婦が23万2459組(28.5%)、片働きで子供を持つ夫婦(18万5155組、22.7%)、片働きで子供のいない夫婦(12万6531組、15.5%)の順だった。

初婚新婚夫婦のうち、ディンク族は2015年には21万2733組で、全体の18.0%に過ぎなかったが、2018年21.7%、2020年25.8%と着実に増え続け、昨年は過去最大を記録した。反面、2015年に34.7%で最も多かった片働きで子供を持つ夫婦の割合は2018年30.0%、2020年26.2%と減少傾向にある。ディンク族の割合は2021年27.7%で、片働き・子供のいる夫婦の割合(24.3%)を初めて上回った。

ディンク族が新婚夫婦の代表的なタイプになったのは、子供を産まなくてもよいという社会的認識の高まりと新婚夫婦の出産年齢の上昇による結果と分析される。統計庁が最近発表した「韓国の社会動向2023年」によると、20~30代で子供がいないことに対する肯定的な認識は2015年の27.7%から2020年には44.1%に増加した。また、結婚して5年以上経過してから第1子を出産する場合も2015年の5.3%から昨年は11.5%に増えた。

一方、今回の調査で、妻が経済活動をする新婚夫婦で子供を持つ割合は49.2%で、妻が経済活動をしない夫婦(60.9%)より11.7%ポイント低かった。梨花(イファ)女子大学社会福祉学科のチョン・スンドゥ教授は「出産に対する認識の変化と共に夫婦が共働きをする場合、子供を産んで育てるのが難しい韓国の子育て環境も示す結果だ」と話した。


金道炯 dodo@donga.com