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随時募集でソウル大合格者の11%が登録放棄、理系の多くが地方大学医学部を選んだ模様

随時募集でソウル大合格者の11%が登録放棄、理系の多くが地方大学医学部を選んだ模様

Posted December. 30, 2023 08:08,   

Updated December. 30, 2023 08:08

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2024年度大学入試の随時募集で、ソウル大学合格者の10人に1人が登録を放棄したことが分かった。理系合格者のうち相当数が地方大学の医学部を選んだと推定され、「最上位圏の医学部集中」現象が顕著になったと分析されている。

29日、鐘路(チョンロ)学院によると、随時募集でソウル大学に合格しても登録しなかった学生の割合は、10.5%(228人)だった。昨年(9.4%・194人)よりやや増えた。系列別では、理系の未登録率が15.1%で最も高かった。人文・社会系は3.9%だった。医学科は合格者全員が登録した。

高麗(コリョ)大学と延世(ヨンセ)大学は、未登録率が昨年よりやや下がったが、ソウル大学と同様、「理系離脱」現象は避けられなかった。高麗大学電気電子工学部は未登録率が137%、半導体工学科は95%だった。未登録率が100%を超えるのは、1次合格者全員が登録を放棄したことを意味する。延世大学の人工知能(AI)学科の場合、随時選抜定員は39人だが、1次合格者のほとんどが登録を放棄し、38人が「追加合格」した。鍾路学園のイム・ソンホ代表は、「ソウル大学で理系を中心に未登録人数が昨年より増えたのは、他大学の医学部に行く最上位圏の人数が増えたためとみられる」と分析した。


チェ・フンジン記者 choigiza@donga.com