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朝鮮後期の建築様式「洪川・寿陀寺の大寂光殿」を「宝物」指定

朝鮮後期の建築様式「洪川・寿陀寺の大寂光殿」を「宝物」指定

Posted December. 30, 2023 08:14,   

Updated December. 30, 2023 08:14

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文化財庁は29日、朝鮮後期の建築様式が保存されている江原道洪川郡(カンウォンド・ホンチョングン)にある寿陀(スタ)寺の大寂光殿(テジョクグァンジョン)を宝物に指定すると発表した。

寿陀寺は元暁(ウォンヒョ)大師(617~686)が新羅(シルラ)聖徳(ソンドク)王代の708年に牛跡(ウジョク)山に創建した日月(イルウォル)寺がその始まりと伝えられている。以後、1569年に現在の位置である孔雀(コンジャク)山に寺院を移す過程で「寿陀寺」に名称が変わった。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時に全焼したが、1636年に工岑(コンジャム)大師が再建した。寿陀寺・大寂光殿は光を放ち、衆生を導く仏である毘盧遮那仏を本尊(法堂に祀った仏の中で最高の仏)として奉安した法堂である。正面3間、側面3間の垂木と附椽(軒垂木の先に重ねる四角くて短い垂木)がある重ね軒の多包様式の入母屋造りの建物だ。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com