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今夜イラクと親善試合、アジア杯開幕前の完全体での最後のテストマッチ

今夜イラクと親善試合、アジア杯開幕前の完全体での最後のテストマッチ

Posted January. 06, 2024 08:28,   

Updated January. 06, 2024 08:28

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サッカー韓国代表チームがアジア杯を控えて最後のテストマッチを行う。

韓国は6日午後10時、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビのニューヨーク大学スタジアムで中東の伏兵イラクと親善試合を行う。13日にカタールで開幕するアジア杯で64年ぶりの優勝を狙う韓国にとって、このイラクとの試合は重要だ。韓国は1990年代以降7回開かれたアジア杯で4度も中東チームに敗れ、トーナメントで敗退した。直前大会の2019年UAE大会でも、韓国は準々決勝でカタールに0-で敗れて大会を終えた。今大会でも韓国はE組の初戦と第2戦で中東のバーレーン(15日)とヨルダン(20日)と対戦する。

韓国は、今回のイラク戦を通じて中東の暑さと粘り強く守備を固めてからカウンターを狙う中東勢のスタイルに適応しなければならない。客観的な戦力では、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位の韓国が63位のイラクを上回っている。歴代対戦成績も韓国が8勝12分け2敗でリードしている。イラクでは国際Aマッチ最多となる18ゴールを記録しているモハナド・アリ(アルショルタ)と17ゴールのアイメン・フセイン(アルクワ・アルジャウィヤ)らが警戒対象だ。

ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国は5日、李康仁(イ・ガンイン=パリ・サンジェルマン)が合流したこどで孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)、黄喜燦(ファン・インチャン=ウルバーハンプトン)、キム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)ら海外組と国内組26人の完全体が出揃った。クリンスマン監督は最近の勢いを保ちながら優勝カップまで狙っている。韓国は昨年9月13日のサウジアラビア戦(1-0勝利)を皮切りに、最近の国際Aマッチで5連勝を挙げている。これらの試合で19得点を挙げ1点も奪われないほど攻守のバランスが完璧だった。

最近、好調な欧州組の代表チームでの活躍にも注目が集まる。昨年12月、リーグ7試合で4ゴール4アシストを記録した孫興民は、イングランド・プレミアリーグの「プレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手賞)」候補にノミネートされ、通算5度目の受賞を狙っている。黄喜燦はプレミアリーグデビュー以来3シーズンで初めてリーグ10得点を記録した。李康仁も4日、「トロフェ・デ・シャンピオン(チャンピオンズトロフィー)」で決勝ゴールを決めチームの優勝をけん引した。キム・ミンジェはドイツ・ブンデスリーガで鉄壁の守備を披露している。

韓国はイラクとの親善試合を終えて適応練習を続けた後、10日に決戦の地カタール入りする。アジア杯は13日、開催国カタール対レバノンのA組試合を皮切りに公式開幕する。


金培中 wanted@donga.com