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「宇宙人」ウェンバンヤマ、21分だけプレーしてトリプルダブル達成

「宇宙人」ウェンバンヤマ、21分だけプレーしてトリプルダブル達成

Posted January. 12, 2024 08:03,   

Updated January. 12, 2024 08:03

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「エイリアン」ビクトル・ウェンバンヤマ(20、サンアントニオ・スパーズ、写真)が21分だけプレーしてもトリプルダブルをマークし、チームに貴重な1勝をもたらした。

ウェンバンヤマは11日、デトロイト・ピストンズとの今季NBAレギュラーリーグのアウエーで16得点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成する大活躍でチームを130-108の勝利に導いた。デビューシーズンを送っているウェンバンヤマが32試合ぶりに記録した初のトリプルダブルだ。

ウェンバンヤマは「最短トリプルダブル達成」の歴代2位にあたる記録を残した。同部門歴代1位はラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)で、2014年のオクラホマシティ・サンダー時代に20分をプレーしてトリプルダブルを達成した。ウェンバンヤマはNBAが関連記録を集計し始めた1977~1978シーズン以後、ターンオーバーなしにトリプルダブルを達成した最年少選手としても名を残した。新人選手がターンオーバーなしでトリプルダブルを記録したのは、ウェンバンヤマが歴代4人目。

ウェンバンヤマは「勝つ試合で記録が出て嬉しい。歴代2番目に短い時間で達成した(トリプルダブル)記録ということは知らなかった」とし、「口が先走るよりは、このように試合で見せ続けたい」と話した。ウェンバンヤマは昨年6月のNBAドラフトで全体1位に選ばれた新人で、NBA現役選手の中で最長身(224センチ)でもある。

西カンファレンス15チームのうち最下位のスパーズは同日の勝利でシーズン6勝目(30敗)を収めた。東カンファレンス最下位のピストンズは6連敗を喫し今季35敗目(3勝)となった。


任寶美 bom@donga.com