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ビットコインETFの米上場初日、取引高は金ETFより多い6兆ウォンに

ビットコインETFの米上場初日、取引高は金ETFより多い6兆ウォンに

Posted January. 13, 2024 08:18,   

Updated January. 13, 2024 08:18

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ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)が史上初めて取引された11日(現地時間)の1日間、米証券市場で46億ドル(約6兆600億ウォン)相当の株式が取引された。

ロイター通信によると、米証券取引委員会(SEC)がビットコインの現物ETFの上場を承認した11日、11銘柄が一斉に取引を開始した。11銘柄のうち、グレースケールETFの取引量が23億2618万ドルで最も多かった。米証券市場に上場された世界最大規模の金の現物ETF「SPDRゴールドシェアーズ」の推定取引高(12億3000万ドル)を大きく上回っている。

ETFの取引が始まり、同日のビットコイン価格は取引中、2021年12月以降2年ぶりの高値である1ビットコイン=4万9000ドルまで上昇したが、米東部時間の午後5時30分基準で4万6000ドル台に後退した。仮想通貨が伝統的な金融商品に組み込まれることへの期待感からビットコインの次に時価総額が大きいイーサリアムの価格は、取引中に10%以上も高騰した。「金の生る木の姉さん」の異名で呼ばれるアークインベストメントのキャシー・ウッド最高経営責任者(CEO)は同日、米CNBCで「(ビットコインは)楽観的なシナリオで、2030年までに150万ドル(約20億ウォン)に達する可能性がある」と話した。

一方、韓国国内では、金融委員会がビットコインの現物ETFは投資仲介商品のライセンス範囲外の商品だという理由で取引を許可しないことにし、既存に行われていた仮想通貨のETF取引まで阻まれている。未来(ミレ)アセット証券などの一部の証券会社は、カナダやドイツなどに上場されたビットコインの現物ETFの新規買収を中断したのに続き、先物ETFの取引を中断する証券会社も出ている。KB証券は同日、「金融当局の明確なガイドラインが出てくるまで、ビットコインの先物ETFの新規買収まで中止する」と明らかにした。


シン・アヒョン記者 ニューヨーク=キム・ヒョンス特派員 abro@donga.com