ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)が5ヵ月ぶりとなるプレミアリーグ復帰戦で、1ゴール1アシストの活躍でチームを逆転勝利に導き、試合最優秀選手(MVP)に選ばれた。
デ・ブライネは14日、敵地で行われたニューカッスルとの今季プレミアリーグ試合に後半24分、ベルナルド・シウバと交替で途中出場となった。デ・ブライネがプレミアリーグ公式戦に出場したのは昨年8月12日、バーンリーとのシーズン開幕戦で太ももを負傷して以来約5ヵ月ぶりとなる。マンチェスター・シティは今季プレミアリーグ得点首位タイ(14ゴール)に立っているアーリング・ハーランドが、昨年12月7日のアストンビラ戦以後、足の疲労骨折で試合に出られずにいる。
デ・ブライネは出場から5分でネットを揺らした。ペナルティーエリアから物差しで測ったように正確な右足で放ったシュートはゴールの左隅に突き刺さった。2-2とする同点ゴールであり、デ・ブライネの今季初ゴールだった。デ・ブライネは後半ロスタイムに決めたオスカー・ボブの逆転決勝ゴールをアシストしした。ノルウェイン出身MFボブは、プレミアリーグデビュー後初めてゴールを決めた。試合終了のホイッスルが鳴ると、デ・ブラライネは両拳をぎゅっと握りながら咆えた。デ・ブライネは試合MVPに当たる「マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)」に選ばれた。
試合後、マンCのジョゼップ・グアルディオラ監督は、デ・ブライネの活躍について、「レジェンドだ。試合の流れを変えた。マンCにはこのような選手がもっと必要だ」とし、「デ・ブラライネが相手ゴールの近くでもっと特別な仕事をしてくれることを願う。それはチーム戦術ではなく、個人の能力に当たる」と話した。3-2の勝利で3連勝を飾ったマンCは勝ち点を43(13勝4分け3敗)に伸ばし2位に躍り出た。首位リバプール(勝ち点45)との勝ち点差は「2」。
金培中 wanted@donga.com