待ちに待った契約が結ばれた。「ファイナルボス」呉昇桓（オ・スンファン＝４１、写真）がついに判子を押した。プロ野球三星（サムスン）は１６日、呉昇桓と２年総額２２億ウォン（契約金１０億ウォン、年俸総額１２億ウォン）で自由契約選手（ＦＡ）契約を結んだと発表した。このため、２００５年に三星のユニホームを着てプロデビューした呉昇桓は、来年までブルーのユニホームを着てプレーできるようになった。
イ・ジョンヨル三星団長は、「初めて今シーズンの投手陣の構成を完成することができた。チームのための最善の道を探る中で交渉に多少時間がかかった」とし、「球団の歩みを理解してくれた呉昇桓に感謝の気持ちを伝えたい」と話した。
三星は昨年、プロ野球１０球団の中で唯一、リリーフ陣の防御率（５．１６）が５点を超えた。シーズン終了後、イ団長にチーム戦力の構成を任せた三星は、今回のＦＡ市場でキム・ジェユン（３４、元ＫＴ、通算１６９セーブ）とイム・チャンミン（３８、元キウム、通算１２２セーブ）を獲得するなどブルペンの補強に努めた。ここに韓国舞台だけで通算４００セーブ（４１勝２４敗１７ホールド）を挙げた呉昇桓まで残留させ、「通算６９１セーブトリオ」構築に成功した。
呉昇桓の４００セーブは韓国プロ野球史上１位の記録だ。韓国プロ野球で通算３００セーブ以上を記録した選手も呉昇桓だけだ。１９８７年７月１５日生まれの呉昇桓が今年７月１９日以後セーブを上げれば、林昌勇（イム・チャンヨン、４２歳３日）を越えて韓国プロ野球史上最高齢のセーブ記録も塗り替えることになる。
黃奎引 kini@donga.com
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