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「コーヒー界エルメス」バシャコーヒー、清潭洞に韓国初店舗オープンへ

「コーヒー界エルメス」バシャコーヒー、清潭洞に韓国初店舗オープンへ

Posted January. 26, 2024 08:42,   

Updated March. 29, 2024 08:42

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「コーヒー界エルメス」と称される「バシャコーヒー(Bacha Coffee)」の国内初の売場(写真)が7月、ソウル江南区清潭洞(カンナムグ·チョンダムドン)にオープンする。

ロッテデパートは25日、バシャコーヒーの国内フランチャイズ及び流通権を単独で獲得し、今年7月に清潭洞に最初のオフライン店舗をオープンすると発表した。今は博物館として使われるモロッコ・マラケシュの「ダール・エル・バシャ(Darel Bacha)宮殿」に1号店舗を開き「バシャ」という名前が付けられた。現在、シンガポールやフランスなど9ヵ国に18店舗がある。

バシャコーヒーは、世界35ヵ国から空輸した100%アラビカコーヒー豆で作られ、多様な風味を持つコーヒーとして知られている。古風イメージの店内インテリアとして「シンガポール旅行の際に必ず立ち寄らなければならないグルメ店」とにも挙げられる。国内ではカーリーや現代(ヒョンデ)デパート、新世界(シンセゲ)デパートなどでオンライン販売をしており、オフラインではバンヤンツリークラブ&スパ・ソウルなど一部のホテルで販売している。オンラインモールでは、コーヒードリップバッグ(12グラム)12個入り1箱3万6000ウォンと高い価格で販売されている。

ロッテは、清潭洞店舗をオープンする7月ごろから、オンライン流通も開始する計画だ。今回の契約は、ロッテデパートの鄭峻鎬(チョン・ジュノ)代表が直接シンガポール現地を訪れるなど、ビジネスを主導したという。鄭代表が実務者らとシンガポールを訪問しながらロッテデパートの今後のビジョンとF&B戦略をバシャ側に積極的にアピールしたのが店舗誘致に大きな役割を果たした。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com