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未払い賃金、この5年間で1兆6000億ウォン

未払い賃金、この5年間で1兆6000億ウォン

Posted February. 13, 2024 09:08,   

Updated February. 13, 2024 09:08

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労働者たちが仕事をしてから年末まで受け取れなかった「未払い賃金の未清算額」が、この5年間で1兆6458億ウォンに達することが分かった。

12日、与党「国民の力」の李周桓(イ・ジュファン)議員室が雇用労働部から提出を受けた資料によると、2019~2023年に発生した賃金未払いのうち未清算額は1兆6458億ウォンと集計された。同期間に発生した賃金未払い額7兆7869億ウォンの21.1%に当たる。

賃金未払いの未清算額とは、未払い賃金のうち、その年の末までに受け取れなかった金額をいう。2019年は5122億ウォンだった賃金未払いの未清算額が、コロナ禍の2020年は3286億ウォン、2021年は2197億ウォン、2022年は2120億ウォンに減った。コロナ禍の影響で経済活動が萎縮し、雇用市場も萎縮した影響と解釈される。賃金未払い額も、2019年の1兆7217億ウォンから2022年は1兆3472億ウォンに減少した。

しかし、コロナ禍から回復した昨年、経済活動は再び増えたものの、景気は減速し、建設業を中心に賃金未払いが大幅に増加した。昨年の賃金未払い額は、1兆7845億ウォンで過去最大値を記録し、未清算額も3733億ウォンで再び増えた。雇用部は今年、被害者が50人以上や、被害金額が10億ウォン以上の賃金未払い事業所に対し、特別監督を行う方針だ。


周愛眞 jaj@donga.com