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今度はEV9、現代自が3年連続で「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」に選出

今度はEV9、現代自が3年連続で「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」に選出

Posted March. 29, 2024 08:47,   

Updated March. 29, 2024 08:47

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現代(ヒョンデ)自動車グループが3年連続で、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」(WCOTY)を受賞し、世界トップクラスに躍り出た電気自動車(EV)の競争力を改めて認められた。授賞式が開かれた「ニューヨーク・オートショー」の現場で、起亜(キア)自動車は新しい準中型セダン「K4」を初めて披露した。現代自動車グループは、グループ内のモデルの中で北米販売台数1位の「ツーソン」の新車を北米で初めて公開し、ニューヨークを盛り上げた。

同グループは、起亜自動車の準大型電気スポーツ用多目的車(SUV)「EV9」が、27日(現地時間)、ニューヨークのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンターで開かれた2024ワールド・カー・アワードでWCOTYに選ばれたと発表した。計38のモデルが争った今年の評価で、ボルボの「EX30」やBYDの「シール(SEAL)」と最後まで競合を繰り広げた末、最高の栄誉に輝いた。これで現代自動車グループは、2020年の準大型SUV「テルライド」を皮切りに、2022年の「アイオニック5」、昨年の「アイオニック6」など今回までの5年間で4回、WCOTYのトロフィーを獲得することになった。

WCOTYは、「北米カー・オブ・ザ・イヤー」(NACTOY)と「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」(COTY)と共に世界3大自動車授賞式に挙げられる。29ヵ国の自動車専門ジャーナリスト100人の秘密投票で選ばれる。今年1月もNACTOYに選ばれたEV9は、世界3大自動車賞の中で2冠を獲得した。同グループ初の準大型電気SUVとして発売されたEV9は、99.8KWh(キロワット時)の大容量バッテリーに、様々な使い方ができる余裕のある室内空間などで高い評価を受けている。

EV9は、WCOTYの細部授賞で、「ワールド・EV・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれ、2冠に輝いた。現代自動車の「アイオニック5N」も、「ワールド・パフォーマンス・カー・オブ・ザイヤー」のタイトルも獲得した。

同グループは同日、ニューヨークオートショーで起亜K4の実物を世界に初めて公開した。準中型セダンの「K3」と中型セダンである「K5」で製品群を構成していた起亜自動車が、2つの車種の間にK4モデルを新設した。K3は、今年下半期(7~12月)中に生産中止となる。K4は現代自動車の「アバンテ」と似たような車種であるため、新社会人を攻略するに値するモデルと評価される。K4には、運転者と自然な対話が可能な生成型人工知能(AI)技術を採用した「起亜AIアシスタント」が搭載されている。K4は、今年下半期に北米市場で発売される予定だ。韓国国内での発売計画はまだ決まっていない。

現代自動車のモデルの中で、北米を含め世界市場で最も多く売れる「ツーソン」のマイナーチェンジモデルも、ニューヨークオートショーを通じて北米市場に初めて公開された。2021年に初めて発売した現代自動車の北米専用ピックアップトラック「サンタクルーズ」の商品性改善モデルも、今回、世界で初めて披露された。


ハン・ジェヒ記者 hee@donga.com