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韓電が第1四半期に1.3兆ウォンの営業利益、市場予想の半分

韓電が第1四半期に1.3兆ウォンの営業利益、市場予想の半分

Posted May. 11, 2024 08:44,   

Updated May. 11, 2024 08:44

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韓国電力は今年第1四半期(1~3月)に1兆3000億ウォンに迫る営業利益を上げ、3期連続の黒字を記録した。ただ、営業利益の規模は当初の市場予想値の半分の水準に止まった。

10日、韓電によると、今年第1四半期の営業利益(暫定値・連結基準)は1兆2993億ウォンと集計された。昨年第3四半期(7~9月)以降、3期連続の黒字となる。昨年、電気料金が3回引き上げられ、第1四半期の電気販売収益は前年より9.4%(1兆9000億ウォン)増えた一方、燃料費と電力購入費が減少し、営業費用は20.8%(5兆7000億ウォン)減少し、黒字を出した。

ただ、四半期別の営業利益の規模は減少している。昨年第3四半期は1兆9966億ウォンだった営業利益は、第4四半期(10~12月)は1兆8843億ウォン、今年第1四半期は1兆2993億ウォンに減少した。これに先立って、韓電は2021年第2四半期(4~6月)から昨年第2四半期まで9期連続の営業損失を出した。

今年第1四半期の韓電の営業利益は、市場予想を大きく下回った。金融情報会社のエフアンドガイドは、韓電が第1四半期に2兆6000億ウォン台の営業利益を上げると予想したが、実際の営業利益は予想値の半分に満たなかった。産業通商資源部の関係者は、「国際原油価格が最近高騰している上、為替相場もウォン安ドル高が進み、電力購入費が証券業界の予想値より高かったと分析される」とし、「累積赤字の解消のために、適切な時点で料金の引き上げが必要と見られる」と話した。


世宗市=チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com