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グアルディオラのマンC、136年の英プロサッカー史上初の4連覇達成

グアルディオラのマンC、136年の英プロサッカー史上初の4連覇達成

Posted May. 21, 2024 09:11,   

Updated May. 21, 2024 09:11

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マンチェスター・シティ(マンC)がイングランド・プレミアリーグ4連覇を達成し、136年を誇るイングランドプロサッカーの歴史に新しい道しるべを立てた。

ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンCは、20日に本拠で行われた今季プレミアリーグ最終戦となる第38節試合で、フィル・フォーデンが2ゴールを決める活躍を見せ、ウェストハムを3-1で下した。23試合連続無敗(19勝4分け)を記録したマンCは、28勝7分け3敗で勝ち点91を記録し、同日エバートンに2-1で勝利したアーセナル(勝ち点89)を制して首位に立った。

これでマンCは2020~2021シーズンからリーグ4連覇の偉業を成し遂げた。1888年にリーグが発足したイングランド・プロサッカー1部での4連覇は初めて。1992年にプレミアリーグがスタートする前、ハダースフィールド・タウン(1924~1926年)、アーセナル(1933~1935年)、リバプール(1982~1984年)がそれぞれ3連覇を果たし、プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が2度3連覇(1999~2001年、2007~2009年)を果たした。マンCは2017~2018シーズンから7シーズンの間、プレミアリーグで6度頂点に立ち、通算8回優勝でマンU(13回)に続き歴代2位に上がっている。

BBCをはじめ英国メディアは、グアルディオラ監督の指導力に注目した。グアルディオラ氏は2016~2017シーズンにマンC監督に赴任して以来、計17の優勝カップを手にした。マンCは2018~2019シーズンにはプレミアリーグ、イングランドサッカー協会(FA)カップ、リーグカップなど初めてイングランド3冠を達成。 昨シーズンはトルコ・イスタンブールでインテル・ミラノ(イタリア)を下してクラブ史上初めて欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制し、プレミアリーグ優勝とFAカップ優勝を含めた「トラベル」を達成した。25日にマンUとのFAカップ決勝で勝てば、優勝カップがもう一つ追加される。

しかし、グアルディオラ氏は近いうちにマンCを離れる可能性があることを暗示した。グアルディオラ氏は、「昨年、イスタンブールでの試合が終わった後、私はもう終わった。何も残っていないと思った」と話した。また、「しかし契約は残っていたし、『誰も(プレミアリーグ)4連覇は達成できなかったので一度やってみよう』という気がした」とし、「もう、すべて終わったという気がする。次のステップは何だろうか」と話した。グアルディオラ氏の契約は2025年まで。

マンCの看板ストライカー、アーリング・ハーランドは同日、ゴールこそ決められなかったが、今季リーグで27ゴールを記録し、昨シーズンに続いて2連続で得点王になった。2003~2004シーズン以後、20年ぶりに優勝に挑戦したアーセナルはマンCの壁に阻まれ、2シーズン連続の準優勝に止まった。

トッテナムのソン・フンミン(写真)はシェフィールドとのアウエーゲームで1アシストを記録し、3-0の勝利に貢献した。ソン・フンミンはシーズン17ゴール10アシストで2019~2020シーズン(11ゴール10アシスト)、2020~2021シーズン(17ゴール10アシスト)に続き、3度目の「10得点10アシスト」を達成した。リーグ5位(勝ち点66)を記録したトッテナムは来季にCLの下のヨーロッパリーグに出場する。

パリ・サンジェルマン(PSG)の李康仁(イ・ガンイン)は同日、メスとのフランス・リーグ1最終戦で1ゴール1アシストを記録し、チームを2-0の勝利に導いた。


梁鍾久 yjongk@donga.com