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警察「キム・ホジュンは嘘発見器を使わなくても証拠は十分」

警察「キム・ホジュンは嘘発見器を使わなくても証拠は十分」

Posted May. 28, 2024 09:22,   

Updated May. 28, 2024 09:22

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飲酒運転によるひき逃げの容疑で拘束されたトロット歌手のキム・ホジュン容疑者(33)に対し、警察が「嘘発見器の調査が必要ではないほど証拠が十分だ」として疑惑立証に自信を示した。

警察庁の禹鍾壽(ウ・ジョンス)国家捜査本部長は27日、定例の記者懇談会で、「金容疑者(の容疑)と関連して客観的な資料と関連者の調査を行ったため、ポリグラフ(嘘発見器)による調査は検討していない」と述べた。禹本部長は、「最高裁判所の判例によると、危険運転致傷は飲酒基準値をどの程度超えていたのかよりは、実際に飲酒したか、正常運転が困難だったかどうかなどで判断する」とし、「確保した資料などによると、危険運転致傷の立証が可能だと判断し適用した」と説明した。キム容疑者は事故前に飲酒量を過少供述するなど、危険運転致傷(飲酒の影響で車の事故を起こし傷害を負わせた)容疑を避けようとしているが、これを立証する根拠はすでに十分だという趣旨だ。

金容疑者は9日、ソウル江南区(カンナムグ)で飲酒運転によるひき逃げ事故を起こして逃走した容疑で24日、拘束された。キム容疑者の所属事務所のセンガクエンターテインメントは同日、声明を出し「今回の事態と関連した役職員が全員退職し、代表取締役職を変えることを決めた」と明らかにした。金容疑者の従兄であるイ・グァンドク代表(41)が、事件の隠蔽を指示した容疑(犯人逃避教唆)などで拘束されたことによるものだ。


ソン・ジュンヨン記者 サ・ジウォン記者 hand@donga.com·