ドンチッチのマーベリックスが１３年ぶりＮＢＡファイナルへ

ダラス・マーベリックスが１３年ぶりに米プロバスケットボール（ＮＢＡ）ファイナルに進出した。

マーベリックスは３１日、ミネソタ・デンバーウルブスとの今季ＮＢＡプレーオフのウェスタン・カンファレンス・ファイナル第５戦（７戦４勝制）で１２４－１０３の勝利を収め、シリーズ戦績を４勝１敗としカンファレス優勝トロフィーを掲げた。今季レギュラーシーズン５位でプレーオフに進出したマーベリックスは、地区準々決勝でロサンゼルス・クリッパーズ（４位）、準決勝でオクラホマシティ・サンダー（１位）を下したのに続き、決勝でも上位チームのウルブス（３位）を退けて「アップセット」を続けた。マーベリックスは７日から行われる７戦４勝制のＮＢＡファイナルで、今季、両リーグを合わせて最高勝率（０．７８０）チームのボストン・セルティックスと対戦する。マーベリックスがＮＢＡファイナルに進出したのは球団初優勝を果たした２０１０～２０１１シーズン以来１３年ぶりのこと。

マーベリックスの「スロベニア特急」ルカ・ドンチッチは地区決勝ＭＶＰに選ばれた。同日、第５戦で３６得点、１０リバウンド、５アシストを記録したドンチッチは、カンファレンス決勝５試合で平均３２．４得点、９．６リバウンド、８．２アシストと活躍した。２０１８～２０１９シーズンにＮＢＡデビューを果たし、６シーズン目を送っているドンチッチがファイナル舞台を踏むのは初めて。ドンチッチは第５戦の勝利後、「本当に大変な旅程だった。しかし、まだ終わっていない。ファイナル優勝まであと４勝だ」と話した。


任寶美 bom@donga.com