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ジョコビッチが四大大会通算370勝目、フェデラー抜き歴代最多

ジョコビッチが四大大会通算370勝目、フェデラー抜き歴代最多

Posted June. 05, 2024 08:31,   

Updated June. 05, 2024 08:31

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ノバク・ジョコヴィッチ(37、セルビア、世界ランキング1位)がテニスの四大大会で最も多くの勝利を収めた選手になった。

ジョコビッチは4日、全仏オープン男子シングルス4回戦でフランシスコ・セルンドロ(26、アルゼンチン、27位)に3-2(6-1、5-7、3-6、7-5、6-3)で競り勝った。ジョコビッチはこの勝利で四大大会通算370勝目(49敗)となり、前日まで同部門1位タイだったロジャー・フェデラー(43、スイス、369勝)を抜いて歴代最多となった。

ジョコビッチは3回戦でロレンツォ・ムセッティ(22、イタリア、30位)と4時間29分にわたるフルセットを戦った。現地時間で2日午前3時過ぎに3回戦を終えたジョコビッチは、約36時間ぶりに再びコートに立ち、3時間39分のフルセットを消化した。ジョコビッチが四大大会で連続でフルセットを戦ったのは、2012年全仏オープンのラウンド16と準々決勝以来12年ぶりとなる。

ジョコビッチは同日、第2セット途中、右膝に痛みを訴えてメディカルタイムアウトを要求し、痛み止めを飲んで試合を続けた。ジョコビッチは、「痛みのため試合を続けるべきかどうか悩んだ瞬間もあった。数週間前からすでに膝に違和感があった」とし、「今日はコートに土がほとんどなくてとても滑った。自分は滑るプレーをたくさんするタイプなので、膝に影響があった」と話した。

そのうえで「鎮痛剤の効果が長くないので、明日はもっといろんな検査を受けるつもりだ。次の試合を行う体調が作れるかどうかは明日か明後日になってみないと分からない」と付け加えた。普通に出場できればジョコビッチは昨年全仏オープン決勝相手のキャスパー・ルード(26、ノルウェー、7位)と5日に準々決勝を行う。


任寶美 bom@donga.com