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ジョコビッチが負傷で全仏OP棄権、四大大会25勝はお預けに

ジョコビッチが負傷で全仏OP棄権、四大大会25勝はお預けに

Posted June. 06, 2024 09:08,   

Updated June. 06, 2024 09:08

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ノバク・ジョコビッチ(37、セルビア・世界ランキング1位)が負傷でテニス全仏オープン準々決勝で棄権した。ジョコビッチは昨年、同大会決勝で対戦したキャスパー・ルード選手(26、ノルウェー、7位)と5日に準々決勝を行う予定だったが、右膝に痛みを訴えた出場をあきらめた。ジョコビッチは4回戦でも痛み止めを飲んで試合を行った。

ジョコビッチが四大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン)試合で棄権したのは初めて。これで四大大会史上最多となる25勝達成はお預けとなった。ジョコビッチは全仏オープンで3度優勝したことを含め、四大大会男子シングルスで歴代最多の24勝を記録している。あと1優で女子シングルスで25回優勝したマーガレット・コート(82、豪州)にも肩を並べることができる。

この日の棄権で、ジョコビッチは世界ランキング1位の座もヤンニク・シンネル(23、イタリア、2位)に譲ることになった。シンネルはイタリア選手としては初めて世界ランキング1位の座につく。シンネルはこの日、グリゴール・ディミトロフ(33、ブルガリア、10位)を3-0(6-2、6-4、7-6)で下し、準決勝に進んだ。

今年全豪オープン王者のシンネルの準決勝相手はカルロス・アルカラス(21、スペイン、3位)だ。2022年全米オープンと昨年ウィンブルドンで優勝したアルカラスは同日、ステファノス・チチパス(26、ギリシャ、9位)に同じく3-0(6-3、7-6、6-4)の完勝を収めた。どの選手が勝っても、個人初の全仏オープン決勝進出記録を残すことになるシンネルとアルカラスの準決勝は7日に行われる。両選手はこれまで8回対戦し、4勝4敗だった。


黃奎引 kini@donga.com