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金軟景選手が8日に代表引退イベントマッチ

金軟景選手が8日に代表引退イベントマッチ

Posted June. 08, 2024 09:05,   

Updated June. 08, 2024 09:05

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太極(テグク)マークをつけてプレーする金軟景(キム・ヨンギョン、36)を見れる最後の機会だ。

「バレーボール女帝」金軟景の代表引退試合が8日午後2時、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で行われる。2021年の東京五輪を最後に、金軟景が太極マークを外してから約3年目で行われる代表引退記念イベントマッチだ。大韓バレーボール協会による選手の代表引退試合は初めて。

この試合には金軟景と共に代表チームから退いたヤン・ヒョジン、キム・スジら元代表選手、プロバレーボールVリーグの選手20人が参加する。選手たちは過去の代表ユニフォームをオマージュして製作した特別な代表ユニフォームを着用し、「大韓民国チーム」と「コリアチーム」に分かれ、計3セットの試合を行う。「大韓民国チーム」は2012年ロンドン五輪の指揮官だったキム・ヒョンシル監督が、「コリアチーム」は2016年リオデジャネイロ五輪で采配を振るったイ・ジョンチョル監督が引き受ける。試合後には代表引退式典も行われる。

水原(スウォン)にある韓一(ハンイル)電算女子高校(現ハンボム高校)2年生だった2004年に初めて太極マークをつけた金軟景は、以後17年間、3度の五輪と4度のアジア大会に出場した。2012年ロンドン五輪と2021年東京五輪では韓国の4強入りを、2014年仁川(インチョン)アジア大会では20年ぶりの優勝に導いた。7日の記者会見に出席した金軟景は、「引退という言葉を口にするだけでも感情的になる。国家代表は自負心と負担感を同時に覚えるポジションだ」と過去の代表生活を振り返った。直接選手を招待した金軟景は「今回のイベントがうまくいってバレーボール界にも良いイベントが増えてほしい。面白い試合をしたい」と意気込みを語った。

9日には金軟景の海外リーグ時代の同僚などを招待したイベントマッチ「世界女子バレーボールオールスター戦」も行われる。かつて、金軟景とトルコリーグのフェネルバフチェ、エジザージュバシュで2度同じユニホームを着たナタリア・ペレイラ(ブラジル)ら海外選手10人が出場する。


姜泓求 windup@donga.com