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近代五種世界選手権リレーで男女が同時優勝、男女代表の同時優勝は史上初

近代五種世界選手権リレーで男女が同時優勝、男女代表の同時優勝は史上初

Posted June. 12, 2024 09:13,   

Updated June. 12, 2024 09:13

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韓国が国際近代五種連盟(UIPM)世界選手権の男女のリレーで初めて優勝した。

韓国のチョン・ウンテ(29、光州広域市庁)とソ・チャンワン(27、国軍体育部隊)は10日、中国鄭州で開かれたUIPM2024世界選手権男子リレーでフェンシング、水泳、乗馬、レーザーラン(射撃、ランニング)の合計1466点を獲得し、ウクライナ(1442点・2位)とフランス(1427点・3位)を抜いて優勝した。韓国は2022年のチョン・ウンテ、チョン・ジンファ(35)以後2年ぶりに世界選手権男子リレーで優勝した。

キム・ソンウ(28、京畿道庁)とソン・スンミン(21、韓国体育大)が出場した女子リレーでも韓国は合計1321点を記録し、エジプト(1282点、2位)とグアテマラ(1271点、3位)を抜いて史上初の金メダルを獲得した。韓国は女子リレーで2019年と2022年に銅メダルを取ったのが最高成績だった。

チョン・ウンテは、「男子リレーで良い結果が出て嬉しいし、女子チームの優勝もおめでとう」と話した。キム・ソンウは「女子の世界選手権初金メダルを取れて嬉しい。個人戦でも仲間と一緒に決勝に進出したい」と話した。今大会は15日まで男女個人戦が続き、最終日の16日に混合リレーが行われる。

7月に開幕するパリ五輪の近代五種では男女個人戦だけが行われる。しかし、韓国は五輪を約40日後に控えて開かれた大会のリレーで男女が並んで優勝し、五輪個人戦でも同時入賞の可能性を示した。2021年の東京五輪当時、男子個人戦でチョン・ウンテが韓国に史上初のメダル(銅)をもたらした。男子代表チームは今大会でフェンシングで全体1位に上がり、水泳(2位)と乗馬(3位)、レーザーラン(2位)で3位以下に落ちないなどバランスの取れた技量を見せた。女子代表チームも水泳とレーザーランでそれぞれ1位、フェンシングと乗馬でそれぞれ2位だった。


金培中 wanted@donga.com