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BTSジンがファン1000人を抱き締めて「除隊申告」

BTSジンがファン1000人を抱き締めて「除隊申告」

Posted June. 14, 2024 08:35,   

Updated June. 14, 2024 08:35

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「今日は暑すぎて髪が汗で濡れていますが、私は今大丈夫ですか?実物はほぼ2年ぶりに見るので、わくわくして昨夜は眠れませんでした」

13日、ソウル松坡区(ソンパグ)の蚕室(チャムシル)総合運動場で行われたBTSジンの「除隊ハグ会」の現場。大学生のイ・ヒヨンさん(23)は、待機列に並んでしきりに鏡を見ながら、携帯扇風機で髪を乾かした。フィリピンのマニラから飛んできたというバレリアさん(24)は、「今日のために、紫色(BTSファン・アーミーの象徴色)の服を準備した」と言って、くるりと一周した。紫色のノースリーブワンピースとカバンに、紫色のハート型ステッカーまで貼った彼女は、軍隊にいたジンを目の前で見るなんて、夢のようだ」と話した。

BTSデビュー11周年の日に開かれた「2024フェスタ」の会場は、紫色の波の饗宴だった。イベント会場の入り口から総合運動場の地下鉄駅前まで、200メートルほどファンの列ができた。紫色の服とカバンはもちろん、髪を紫色に染めたり、紫色のヒジャブをかぶった外国人も見えた。32度を超える猛暑も、ネックにはならなかった。日傘と氷嚢、携帯扇風機で「身を固めた」ファンは、スピーカーでBTSの歌を流しながら祭りを楽しんだ。

来年6月になると、メンバー全員が除隊し「完全体」になるBTSに対する期待も大きくなっている。毎年フェスタに参加するというキム・ナムウンさん(51)は、「昨日、ジンが除隊する現場に集まったメンバーたちの映像を一日中見た。私のすべてのパスワードは「2025」であるほど、BTSの完全体が戻ってくる来年を待ち望んでいる」と話した。現場のスクリーンを通じて公開された手紙で、RMは、「先にジンさんをたくさん愛してほしい。ホソク(ジェイホープ)ももうすぐ戻ってくる」とし、「皆さんと私たちの時間は終わっていない。やっと第2幕の最初の行だ」と雰囲気を盛り上げた。

ジンは同日、抽選で選ばれたファン1000人を直接抱き締め、「除隊申告」をした。ジンが「体が複数だったらもっと多くの人を抱いてあげられたのに、1000人しか会えずに残念だ」と話すと、ファンは歓声で答えた。ハグ会の後は、ファンミーティングともいえる「2024年6月13日のソクジン、天気晴れ」のセッションを開き、ファンに歌を歌って除隊の感想を交わした。


崔智善 aurinko@donga.com