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ナダルとアルカラス、「夢のダブルス」でパリ五輪出場へ

ナダルとアルカラス、「夢のダブルス」でパリ五輪出場へ

Posted June. 14, 2024 08:41,   

Updated June. 14, 2024 08:41

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ラファエル・ナダル(38)が自分に「クレーコートの皇帝」という異名を与えたフランス・パリのローラン・ギャロスに戻る。同会場で開かれた今年のテニス全仏オープ男子シングルスを制したカルロス・アルカラス(21)がナダルの「護衛武士」を務める。スペイン王立テニス連盟は12日(現地時間)、ナダルとアルカラスがローラン・ギャロスで開かれるパリ五輪テニスに、男子ダブルス代表として出場すると発表した。

ナダルは134年の歴史を誇る全仏オープン最多優勝記録(14回)の主人公だ。ローラン・ギャロスにはナダルの銅像も立っている。この2年間、負傷に苦しんでいるナダルは、今年全仏オープン1回戦で敗退した後、「パリ五輪の時、このコートに戻りたいという目標が新たなモチベーションになる。今度は本当にしっかり準備したい」と話した。

ナダルはこれまで五輪に3回出場し、金メダル2個を獲得した。2008年北京大会では男子シングルスで金メダルを獲得し、2016年リオデジャネイロ大会ではマルク・ロペス(42、引退)とぺを組んで男子ダブルスで優勝した。ナダルが金メダルを取った2度の五輪のコートはいずれもハードコートだった。

2002年全米オープン(ハード)、昨年ウィンブルドン(芝)、今年全仏オープン(クレー)で優勝したアルカラスは、今回が個人初の五輪出場だ。アルカラスは来月1日に開幕するウィンブルドンでタイトル防衛に臨み、同27日から五輪に出場するためパリに戻る。アルカラスはパリ五輪男子シングルスの金メダル候補にも挙げられている。五輪で男子シングルスとダブルスの2冠に輝いたのは、1908年ロンドン大会でのアーサー・ゴア(1868~1928)が最後だ。


任寶美 bom@donga.com