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「治療中断はだめ」てんかん医師らもストに不参加

「治療中断はだめ」てんかん医師らもストに不参加

Posted June. 15, 2024 08:47,   

Updated June. 15, 2024 08:47

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18日に予告された大韓医師協会(医協)の集団休診に参加しないという医師団体の宣言が続き、医協が明らかにした「史上最大級の集団休診」の構想に支障が生じる可能性が高くなっている。医協と専攻医(インターン、レジデント)団体間の緊張も一段と高まっている。

上級総合病院のてんかん専門教授らで構成された拠点てんかん支援病院協議体は14日、「協議会のレベルで、18日の医協団体の休診への不参加を決めた」と明らかにした。分娩病院協会、大韓児童病院協会に続く医師団体の3度目の不参加宣言となる。

てんかんとは、脳疾患の一種だ。この協議体のホン・スンボン委員長(三星ソウル病院神経科教授)は、「てんかんは、治療中断時は身体損傷と死亡リスクが数十倍も高くなり、薬物投与の中断は絶対やってはならない」と理由を説明した。また、「患者の病気と痛い心をケアしなければならない医師が、患者を怖がらせて危機に陥れる行動をするのは慎まなければならない」とし、集団休診を宣言した大韓医師協会とソウル大学教授を批判した。

教授らが17日から無期限の集団休診を予告したソウル大学病院では、診療予約の調整をめぐって混乱が生じている。

ソウル大学医学部・病院教授協議会の非常対策委員会は、ひとまず「一ヶ月間の診療延期」を決定したが、教授一人当たりに、予約を変えなければならない患者が数百、数千人に達する。非常対策委員会の関係者は、「金暎泰(キム・ヨンテ)病院長の休診不許可の方針により、教授が直接患者に連絡して変更したり、非常対策委員会独自の電算システムを作って予約変更を支援している」としながらも、「月曜日に相当な混乱があり得る」と述べた。


朴星民 min@donga.com