科学技術情報通信部(科技部)は、ステージエックスの第4モバイル通信事業者の選定を、資本金納入未履行を理由に取り消すことにした。
科技部の姜度賢(カン・ドヒョン)第2次官は14日、政府ソウル庁舎でブリーフィングを開き、「ステージエックスは、法令が定めた必要事項を履行しなかった」とし、「周波数割当対象法人の選定取り消し可否を最終的に決定するための聴聞手続きを開始する」と明らかにした。
ステージエックスは、資本金2050億ウォンを納入できなかったことと、構成株主および株主別の株式所有の割合が周波数割り当て申請書の内容と大きく異なることが問題になった。
政府は、家計通信費の引き下げのため、第4モバイル通信会社の選定に積極的だった。基幹通信事業者を許可制ではなく登録制に変え、資金調達能力などの財務健全性を選定基準から除外した。これに伴い、資本金を用意する能力のない企業を、無理に第4モバイル通信会社に選定することになったのではないかという指摘が出ている。
科技部は、選定取り消し処分の予定を事前通知し、今後、行政手続き法による聴聞を経て選定取り消し処分の可否を最終的に決める予定だ。
ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com