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国立中央図書館にDDoS攻撃、接続が一時麻痺

国立中央図書館にDDoS攻撃、接続が一時麻痺

Posted June. 15, 2024 08:46,   

Updated June. 15, 2024 08:46

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ソウル市瑞草区(ソチョク)にある国立中央図書館のホームページが13日夕方、約3時間30分間にわたり接続麻痺を起こしたことが分かった。外部から同時多発的に接続し、サーバーに過負荷を引き起こす分散サービス拒否(DDoS=ディドス)攻撃を受けたことによるものだ。

4日、国立中央図書館によると、DDoS攻撃でホームページが13日午後6時30分から午後10時まで麻痺した。国立中央図書館がDDoS攻撃を受けたのは初めてだ。DDoS攻撃が受けている間、外部利用者は図書検索や予約システム利用ができなかった。図書館関係者は「ホームページが攻撃されただけで、内部サーバーは安全で、職員業務にも支障はなかった」とし、「図書館利用者の個人情報や電子書籍(eブック)ファイルも外部に流出しなかった」と話した。

DDoS攻撃の主体はまだ明らかにされていない。ただし、文化体育観光部と図書館は、攻撃が海外で行われたと見ている。このため、海外から図書館のホームページへのアクセスを遮断している。文化体育観光部の関係者は「まだ北朝鮮の介入の可能性を断定するのは早いが、可能性があれば国家情報院と協力する」とし、「正確な分析までは1週間ほどかかるだろう」と話した。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com