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セルティックスが16年ぶりのNBA制覇、史上最多18度目

セルティックスが16年ぶりのNBA制覇、史上最多18度目

Posted June. 19, 2024 08:44,   

Updated June. 19, 2024 08:44

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ボストン・セルティックスが米プロバスケットボール(NBA)最多優勝のタイトルを取り戻した。

セルティックスは18日、ホームで行われた今季NBAファイナル(7戦4勝制)第5戦でダラス・マーベリックスを106-88で下した。セルティックスは同日の勝利でシリーズ成績を4勝1敗をとし通算18度目の優勝トロフィーを持ち上げた。

セルティックスはちょうど16年前の2008年6月18日、ホームで17回目の優勝を果たした。当時、同部門2位のロサンゼルス・レイカーズに優勝回数で3回もリードした単独1位の記録だった。しかし、セルティックスが一度も優勝がなかった15年間、レイカーズが3度優勝し、昨シーズンまでは両チームが共同1位だった。

ファイナル最優秀選手(MVP)にはジェイル・ブラウン(28)が選ばれた。ファイナルで平均20.8得点、5.4リバウンド、5.0アシストを記録したブラウンは「私の兄弟であるジェイソン・テイタム(26)とこれ以上の栄光を分かち合いたい」と話した。テイタムは同日、31得点、9リバウンド、11アシストでチームを勝利に導いた。テイタムは「世界中を得たようだ。長くかかっただけに本当に嬉しい」と話した。

ブラウンは2016~2017シーズン、テイタムは2017~2018シーズンの新人ドラフトでそれぞれ全体3位でセルティックスに選ばれた。今回のファイナル第5戦は、この二人が一緒にプレーした107回目のプレーオフ(PO)試合だった。NBA史上、優勝トロフィーが一つもない状態でこれほど多くのPO試合を消化したコンビはなかった。

今季からセルティックスの正式指揮官に昇格されたジョー・マズーラ監督(36)は、1968~1969シーズン、セルティックスの「プレイング監督」として優勝したビル・ラッセル(当時35歳)以後、最年少でのNBA優勝監督になった。マズーラ監督は「バスケットボール人生でセルティックスというチームの歴史の一部になることほど良いことはない」と笑った。

マーベリックスは第1戦から3連敗を喫したが、第4戦では122-84の勝利を収め、NBAファイナル史上初の「リバーススウィープ」を夢見た。38点差の勝利はNBAファイナル史上3位に当たる記録だった。しかし、マーベリックスは同日、一度もリードを取ることができず、優勝トロフィーを渡さなければならなかった。NBAファイナルで先に3連勝を飾ったのは、今季のセルティックスが24番目で、最終的にはこれら24チームが優勝している。

マーベリックスではルカ・ドンチッチ(25)が28得点、12リバウンド、5アシストで活躍したが、敗北を防ぐには力不足だった。シリーズを通して痛み止めを打ってプレーしたドンチッチは「コートに出られる以上、どれほど痛いかは重要な問題ではない。頑張ったけど十分ではなかっただけだ」と悔しさをにじませた。


任寶美 bom@donga.com