Go to contents

中国に返還された「プーバオ」、今秋にスクリーンデビュー

中国に返還された「プーバオ」、今秋にスクリーンデビュー

Posted June. 22, 2024 08:51,   

Updated June. 22, 2024 08:51

한국어

4月に韓国を離れて中国に返還されたジャイアントパンダ「プーバオ」(写真)が、スクリーンでデビューする。

エバーランドを運営する三星(サムスン)物産リゾートは21日、プーバオと飼育士たちの瞬間を描いた映画「アンニョン、おじいさん」を今秋劇場で公開すると明らかにした。2016年に、プーバオの母親「アイバオ」と父親「ラバオ」が、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)のエバーランドのパンダワールドに来た時から、今年4月にプーバオが中国に移った後の姿を「ドキュメーション」(ドキュメンタリー+アニメーション)の形式で作った映画だ。

映画には、プーバオがパンダワールドで過ごした幸せな瞬間と、花畑とおもちゃを壊したりもする可愛い姿をはじめ、愛嬌とわがまま、喜びと怒りなど、プーバオが持つ千の顔が盛り込まれる。特に、プーバオが「パンダおじいさん」で有名なカン・チョルウォン飼育士とパンダワールドを離れ、中国四川省のパンダ保全研究センター「臥龍神樹坪」基地に移動する姿から、プーバオを送った後、残された飼育士たちとプーバオ家族の姿を生々しく盛り込んでいる。

エバーランドは、「アンニョン、おじいさん」の公開を控え、プーバオファンのために映画のエンディングクレジットへの参加イベントを開く計画だ。クラウドファンディングの概念で、先着順3000人の名前をエンディングクレジットに載せ、該当収益金は映画制作に使う。また、24日から約2週間、Gマーケットでイベントの事前予約買いを行う予定だ。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com