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李在明氏の党代表連任に向けて代議員まで狙う「改革の娘」、志願者最大5倍に爆増

李在明氏の党代表連任に向けて代議員まで狙う「改革の娘」、志願者最大5倍に爆増

Posted June. 26, 2024 08:33,   

Updated June. 26, 2024 08:33

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「最大野党『共に民主党』の権利党員に続き代議員まで、李在明(イ・ジェミョン)前代表の強固な支持層である『ケッタル(改革の娘)』が掌握することになるだろう」

同党所属のソウルA地域区議員室関係者は25日、「最近締め切られた全国・地域代議員募集で、志願者数が例年より2~3倍増加した」とし、このように述べた。最近、ソウル・京畿(キョンギ)など主要地域ごとに同党の代議員志願者数が2年前の全党大会の時より少なくて2倍以上、多くて5倍以上増加したという。先の大統領選挙後、大挙して入党した李氏の支持層が代議員候補資格(全党大会6ヵ月前の入党など)を満たしたため、「李氏に力を与える」ために先を争って代議員に志願したものとみられる。

ソウル・永登浦(ヨンドゥンポ)乙が選挙区の金民錫(キム・ミンソク)議員室関係者は、「今月中旬に締め切った全国・地域代議員募集の申請数が2年前より少なくとも2倍以上増加した」とし、「関連の問い合わせも3~4倍に増え、通常2日間の申請期間を4日に増やした」と話した。京畿道安養東安(アンヤン・ドンアン)甲の閔炳徳(ミン・ビョンドク)議員室関係者も、「全国代議員の志願件数が昨年より5倍以上増え、関連の問い合わせも2~3倍程度増えた」と話した。匿名を求めたソウルB地域の議員室も、「代議員の競争が激化し、以前は権利党員3、4人の推薦を受ければ代議員になることができたが、今回は6人以上の推薦を受けてもギリギリの状況」と話した。選出職の全国・地域代議員は地域別にそれぞれ30~50人前後、100人前後で構成され、権利党員の推薦順に選出される。

党内外では、李氏の強固な支持者が大挙して代議員募集に集まったと分析されている。実際、李元代表のファンカフェ「在明の村」では、今月初めから「代議員募集掲示板」が新設され、ここで会員間の「代議員相互推薦」が行われている。代議員志願者たちが、「李氏の『党員主権政党』に貢献したい」とし、同じ地域内の権利党員の推薦を要請する書き込みを載せている。彼らが直接代議員競争に飛び込んだのは、選出職代議員は全党大会や市・道党委員長選挙での影響力が大きいからだ。同党がこれに先立ち、全党大会などでの代議員投票の反映率を下げたにもかかわらず、代議員1人の票が権利党員20人の票と同じ価値を持つ。李氏もユーチューブなどで、「党員も互いに推薦すれば代議員になれる」と勧めており、「親明」指導部も何度も党員に代議員志願方法などを広報した。

ただし、党の一部では、「今回の全党大会を起点に、権利党員に続き、代議員まで強固な『親明』系が占領し、真の『親明の天下』が現実のものになるだろう」とし、「『李在明一極体制』の強化が懸念される」という声も出ている。


アン・ギュヨン記者 kyu0@donga.com