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来年のR&D予算は24兆8000億ウォン、昨年並みに回復

来年のR&D予算は24兆8000億ウォン、昨年並みに回復

Posted June. 28, 2024 08:52,   

Updated June. 28, 2024 08:52

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政府は、来年度の主要研究開発(R&D)予算を24兆8000億ウォンに策定した。今年10%以上削減した予算を、1年ぶりに再び昨年の水準に復元させた。

科学技術界では、増えたR&D予算を歓迎しながらも、右往左往した政府政策で研究の持続性が落ちるという指摘が出ている。

27日、科学技術情報通信部は、「2025年度の国家研究開発事業予算の配分調整案」が国家科学技術諮問会議審議会議で確定したと明らかにした。配分調整案によると、主要R&D予算は24兆8000億ウォンで、大規模な削減を経験した今年(21兆9000億ウォン)より13.2%(2兆9000億ウォン)増加した。ただ、昨年(24兆7000億ウォン)と比べると、1000億ウォン増えた水準だ。大統領室は、「来年度の総予算の増加率が4%台と予測されることを勘案すれば、財政余力がないにもかかわらず最善を尽くして増額した」と話した。

来年度のR&D配分案の柱は、「選択と集中」だ。政府は、世界的に激しい覇権競争が起きている3大ゲームチェンジャー技術(AI半導体・量子・先端バイオ)の予算を大幅に引き上げた。3分野に投入される予算は約3兆4000億ウォンで、今年より24.2%増加した。来年度の主要R&Dの全体予算のうち、約14%を投入することになる。


チェ・ジウォン記者 チョン・ジュヨン記者 jwchoi@donga.com·