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共に民主党が放送通信委員長の弾劾案を採択、「来週本会議で処理」

共に民主党が放送通信委員長の弾劾案を採択、「来週本会議で処理」

Posted June. 28, 2024 08:53,   

Updated June. 28, 2024 08:53

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最大野党「共に民主党」が27日、金洪一(キム・ホンイル)放送通信委員長に対する弾劾訴追案を党論として採択した。同党が公職者に対する弾劾を推進するのは、第22代国会に入って初めて。同党は、早ければ来月初めに国会本会議で弾劾案を通過させる方針だ。

同党の盧宗勉(ノ・ジョンミョン)院内報道官は同日、議員総会を終えた後、「金氏の職権乱用を理由に弾劾案を発議する」とし、「現在、放送通信委員会で2人の委員だけで重要な議決が行われるこの状況自体が違法、職権乱用だと判断した」と明らかにした。放送通信委員会は委員長を含む5人の委員で構成された合意制機構だが、昨年8月から2人体制で運営されてきた。盧氏は、「(6月)臨時国会内で弾劾訴追案を通過させるのが目標」と付け加えた。

6月臨時国会は来月4日に終了するが、同党は2~4日に開かれる本会議で弾劾案とともに野党単独で国会科学技術情報放送通信委員会と法制司法委員会を通過した「放送3+1法」を処理する方針だ。また、野党単独で法制司法委員会を通過した「チェ上兵特検法」もこの期間に共に処理する計画だ。同党は同日開かれた本会議に、18日に提出したチェ上兵事件国政調査要求書も報告した。

与党「国民の力」は、「再び出てきた民主党の『習慣性弾劾』」とし、「放送通信委員会を揺さぶり、メディアを飼いならそうとする黒い意図が透けて見える」と反発した。


キム・ウンジ記者 イ・スンウ記者 eunji@donga.com