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バイデン氏「米国経済を復活させる」と三星の投資に言及

バイデン氏「米国経済を復活させる」と三星の投資に言及

Posted June. 29, 2024 08:32,   

Updated June. 29, 2024 08:32

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27日(現地時間)、米ジョージア州アトランタで開かれた大統領選の初のテレビ討論会で、バイデン大統領とトランプ前大統領は、中朝ロの牽制をめぐって激突した。

バイデン氏は、「トランプ氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記にラブレターを送り、ロシアのプーチン大統領と親しくしている」とし、「トランプ氏は米国を失敗(failing)国家と呼んだ大統領だ」と非難した。これに対し、トランプ氏は、「プーチン氏、習近平氏、金正恩氏はバイデン氏を尊重することも恐れることもない」とし、「バイデン氏は米国を第3次世界大戦に導いていくだろう」と反撃した。

バイデン氏が、「トランプ氏はプーチン氏に『北大西洋条約機構を好きにしろ』と言った人物」と攻撃すると、「欧州の経済規模が米国に匹敵するのに防衛費は私たちがすべて出している」と指摘した。

中国は関税問題と絡めて扱われた。トランプ氏は「10%の普遍関税を課せば、中国のように米国を食い物にした国々との貿易赤字が減るだろう」と主張した。バイデン氏が最近、中国との貿易赤字が2010年以来最も少ないと反論すると、トランプ氏は「事実ではない。バイデン氏は中国の金を受け取る『満州(中国の属国)候補』だ」と非難した。

一方、韓国は計2回言及された。バイデン氏は、「私は米国経済を復活させた」とし、韓国を訪問して三星(サムスン)から投資を受けたと強調した。また、「日本、韓国を含む世界50ヵ国からウクライナ支援を引き出した」と強調した。これに対し、トランプ氏は特に根拠もなく「バイデン氏がロシアの侵攻を止めず、むしろ助長した」と主張した。


イ・ジユン記者 asap@donga.com